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2010年2月24日 (水)

細見コレクション―琳派にみる能―

覚書
式能終演後、同じく国立能楽堂内にある資料展示室へ。
特別展「細見コレクション―琳派にみる能―」をみてきました。小部屋ながら、すばらしいものがありました。細見コレクションの中から、俵屋宗達、尾形光琳らの流れを汲む琳派作品に反映した能の意匠を紹介するという趣旨の展示。無料なのがありがたい。
又兵衛、宗達、光悦、光琳、其一と、美術館でひらいたら、人気のあつまりそうな有名な名前が並ぶ。 ちょうど能を観た後なので、関連した画への興味がより強くなる。
又兵衛作の「俊寛図」や、市川其融の「雪中常盤図」の常盤御前が3人の息子をつれている図など、歌舞伎のおかげで身近に感じ、すばらしさを楽しむことができました。
数は、けっして多くないけれども、どれも上質で、すばらしい。お宝をみせてくださってありがとうという気持ちになりました。

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式能

覚書
先週の日曜日に、国立能楽堂で「式能」をみてきました。第1部と第2部を通して観る 五番立てになります。しかも各流派による能5曲というすばらしそうなもの。歌舞伎なら昼・夜通しなんでへっちゃらですが、能楽はちょっと無理。第1部だけを堪能してきました。 金春流「翁」65分・「竹生島」75分・和泉流狂言「福の神」20分 一気にみたあと30分の休憩をはさみ、宝生流「俊成忠度」50分・大蔵流狂言「蝸牛」30分 たしかそんな時間配分。一気にみるには、さすがに集中力がおちてしまいます。とくに万作師の三番叟を ギュッと集中して観たので、竹生島はちょっとフラフラしました。 休憩して、おにぎりも食べ、俊成忠度。わからないながらも けっこうしっかりみました。最後に、大蔵流「蝸牛」。狂言といえば、ほぼ和泉流のものしかみないので大蔵流は興味深かった。太郎冠者の善竹十郎さんにひかれました。
「翁・竹生島」のあと見所からどなり声が。他人ながら、ドキドキしました。五穀豊穣を祈るあんなに厳粛なものをみた後で、あんなに怒らんでも・・・ 怒っているうちに自分に加速がついて止まらなくなったようにみうけました。正しい意見なのかもしれないけど、あんな言い方をしては、それはもう悪だ。 なんだかしょんぼりした気持ちになったとき、そのまま舞台で「福の神」がはじまった。祈っていると福の神があらわれる。元手はあるかと神が尋ねる。元手があれば祈りにこないと返答する。そののどかなやりとりや、福の神の笑い声で すこし気分をもしなおした。笑いってすごい。狂言万歳。 (元手は、金銀財宝米銭のことでなく大切に思う気持ちがあるかということだと神を言っておられました。)
特に、最後の大蔵流の狂言で、「山伏でーす」と元気に大声で名乗るをきいて、ハハハと笑い、楽しくなりました。 職場でも、イライラしたり ウツウツしたりしていても、お昼に仲間と笑ってご飯を食べると身体があったまって、ちょびっと元気になっている気がします。 笑うって大切。 狂言っていいお稽古ごとだなと思いました。
万作師の三番叟をとても楽しみにしていきました。どんなに楽しみにしてもその期待をさらに上まわる気持ちになります。特別なものという個人的な思い込みもあると思いますがね。足の運びとか、ひとつひとつの動作をみているだけで、なんだか胸がいっぱいになります。ちゃんとわかっていないと思うけど、なんだか訴えてくるものってあるとおもう。
昭和20年に社団法人能楽協会が創設されて以来、毎年 江戸式楽の伝統を受け継ぎ、シテ方・狂言方全流儀が揃っての翁付五番立てにより開催されてきた「式能」だそうです。上演50回の節目だったとのこと。こうやって書くと重さに押しつぶされそう。そんなにすごいものと知らずにみにいき、思わぬこととか考えたりしました。

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2010年2月16日 (火)

かいじゅうたちのいるところ

覚書
先週 映画をみてきました。めずらしく洋画。かいじゅうたちのいるところ。
モーリス・センダックのあのすばらしい絵本を、どうやって映画にするのかなと思ってみにいく。 あの原色ではないすてきな色づかいが どうなるのかも気になった。
ファンタジーではない仕上がりで、とても気に入った。
あーわたしには、こういう映画がいいのだ。 3Dのアバターみたいなものより、ずっと。 (比べる必要なないけど)
自分の思うことをうまくいえず、暴れたり ギャーっていっちゃたりするMAX少年。 ママは家のたまにお仕事が忙しく、おねえちゃんクレアはお年頃。話をきいてもらえない。自分だけいらない人になっている。あのモヤモヤって、子供だけのものでない。大人にも、ある。口のうまい人にだってきっとある。
あの もぉー という気持ちと、大人になるとなかなか爆発できないあの気持ちと、かいじゅうがうまいことかみあっていておもしろかった。
かいじゅうたちのすてきなこと。色も 形も 大きさも てざわりのイメージも。気になるけど、知り合いになるほどの勇気がもてない。 まさにかいじゅうでした。そして彼らの住むところは、まさに、かいじゅうたちのいるところでした。
MAX少年は、心の動きを実にみごとにあらわす。かわいいし、うまい。少年のにおいがした。
人に腹をたてたとき。言われたことがとっても悲しかったとき。悲しそうな顔をさせるようなことを言っちゃったとき。引っ込みがつかなくなっちゃったとき。
子供のときにできなかったことは、大人になってすべてできるようになっているとは限らない。言い訳が上手じゃない分、いいと思い込もうとする理屈を思いつけない分、子供のときの、思うよういかない様は、悪いばっかりじゃないのだな。
太陽は、いづれなくなるって学校でならったとき、小学生の私にも それは相当ショッキングなことであった。母親に意気込んで説明したところ、近所のヒトにも説明してごらんといわれ、何度も話しているうちにどんどん怖くなった事とか なんだか、いろいろ思い出した。

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2010年2月14日 (日)

二の午祭

262256_2初午 , 二の午という行事があることは、歌舞伎座で知りました。今年はどちらでお祭りするのかなと予想を立てて切符をとります。今年は2月13日 二の午のお祭りでした。大あたり。

お祭りの日は、
歌舞伎座稲荷にお参りすることができます。紅白白玉が入った歌舞伎座特製のお汁粉とお神酒の振る舞いがあります。 喜びいさんでお参りをし、緋毛氈のひかれた床机でのお汁粉とお神酒をいただきました。ありがとうございました。
2552月は、歌舞伎座内に地口行燈もかざられています。行事、大好きです。新しい歌舞伎座でも続くといいなぁ。

歌舞キチの友人と、おひるに待ち合わせをし デンマークレストランでランチをいただきました。お洒落でおいしかった。ひっきりなしに歌舞伎話をしながら六本木ミッドタウンをウロウロ。 歌舞伎座へ。一緒に1階1列目で観劇してドキドキし、二の午のお祭りを楽しみました。 この日は、歌舞キチおさると、新入り歌舞キチちゃんも観劇。歌舞キチ大集合です。 大間の看板で4月歌舞伎座の配役をみて、あれこれ大騒ぎしたり。楽しかった。
籠釣瓶の花魁道中をみて、助六に登場する役の可能性についての妄想に火がつきました。並び傾城だけでなく、肩を貸したり、傘をさしかけたり、提灯をもったり。あの役に誰と誰が出たらどうだろうと、余計な御世話をやきまくりました。やめられまへん。
歌舞伎座からの帰り路。家でなく、おさるんちに帰り 酒盛しました。おコタでぬくぬくしながらダラダラとしゃべり続けるこの楽しさ。あっと言う間に日付がかわってました。超近所なので気兼ねなく・・(いいのかしらん) 幸せな一日でした。 みんな、ありがと♪

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十七代目中村勘三郎二十三回忌追善 夜の部

263 二の午の昨日、夜の部をみてきました。1階1列目で観劇。うれしくてたまりません。
来月からは3部制になってしまう歌舞伎座。2部の長さまでがいとおしい。(演舞場などで まだまだ味わえるけどね。) カウントダウン時計は77日を示していました。ラッキーなんだか そうじゃないんだか・・・
「壺坂霊験記」
座頭 沢市の三津五郎さん、細かな悲しさの表現がうまい。女房お里の福助さん、おさえた かいがいしさでよかった。泣き笑いの夫婦愛であったかくなる。全般的におさえてみせるという高度な演目だなぁ。玉太郎ちゃんの観世音は、ありがたかった。かわいい。
「高坏」
勘三郎さんにみせられました。彌十郎 大名に怒られているのに、不思議そうな顔して聞いているところとか ぐっと人の気持ちをつかみます。橋之助 高足売にうまいことのせられ、お酒をのむとこのおいしそうなこと。飲みたくなった!お酒の匂いがしてきそうなよっぱらいぶり。 企み顔の橋之助さんかっこよかった。高足をはいて踊る勘三郎さん、すばらしい。ものすごく楽しい気持ちになりました。全世界の人を喜ばすことができますね。これ。
「籠釣瓶花街酔醒」序幕 吉原仲之町見染の場より 大詰 立花屋二階の場まで
最後に、籠釣瓶。花魁道中で心を鷲掴みにされる次郎左衛門さんの気持ちがよくわかる、妖艶なほほえみでした。玉三郎さんの八ツ橋 キレイでした。あぁ。勘三郎さんの次郎左衛門さんが、八ツ橋さんにうっとりしている様とか、演じているのではないような自然な感じ。仁左衛門さんの繁山栄之丞は、勝手なのだけど、それが許されちゃうかっこよさがある。静かに見守る九重の魁春さんと、七越の七くんもよかった。おきつの秀太郎さんの采配ぶりもいい。勘太郎ちゃんの治六の旦那さまを思う気持ちのあついこと。 おとうさんそっくりです。 でもおとうさんの間はすごい。一緒にでていると、やっぱり違うんだなぁ。あんなにうまくても、若手とベテランの差って、すごくある。 2時間くらいあるのだけれども だれることなく いい展開。しっかりした芝居を楽しみました。
あぁ。楽しかった。

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十七代目中村勘三郎二十三回忌追善 昼の部

253覚書
先週末みてきました。まずは、昼の部から。
椋鳩十の本を読んでいるみたいな気分になった「爪王」。涙と汗で顔じゅう べちゃべちゃなのに、その悲しみの先にある安堵のような表情をみて いとおしくなった「俊寛」。先輩が後輩にあたえるあったかい情のエピソードをきいて、なんだか涙がでちゃった「口上」。最後に「ぢいさんばあさん」の夫婦愛の、その深さにボロボロ泣きました。
こういう時代のものには、とても素直に心が反応するように思います。わたくし。

「爪王」は、鷹匠  彌十郎さんが飼っている鷹 七之助くんが、野生の狐 勘太郎ちゃんに戦いを挑む。狐は悪い狐らしい。 長唄で「鷹匠と鷹 二人の家~」とか、「鷹匠と鷹 二人の命~」とか、鷹匠と鷹 二人のシリーズで面白かった。狐と鷹の戦いは、言葉がいらず きれいでした。椋鳩十とかシートンとか そんな感じのものがたり。戸川幸夫作、平岩弓枝脚色とのこと。こういうのも歌舞伎舞踏になるのですね。うまくないと成り立たないな。面白かったです。
「平家女護島 俊寛」
勘三郎さんの俊寛、丹波少将に勘太郎ちゃん、千鳥は七くん。家族ですごい。
勘三郎さんの俊寛は、「勘三郎さんの俊寛」がしっかりと確率されており、あの悲しさをこえた安堵のような穏やかなな表情がすばらしい。試行錯誤して作り上げられた俊寛なのであろうし、この先 身体の動きが悪くなったとしてもこの心いきはゆらぐことなく伝えられるのだろうなと思った。
十七代目勘三郎さんが最後の舞台でも演じた所縁の役、その時の衣装をきて当代勘三郎さんが勤めているそうです。
254「十七代目中村勘三郎二十三回忌追善 口上」
十七代目勘三郎を偲び、幹部俳優の追善口上。おもったより沢山の方々がずらっと並んでいました。 情のあつい勘三郎さんが先輩として後輩のみなさまがたに、こんな風に指導したという話は、きいているだけで胸があったかくなり、そこまでして教えようという心に なぜか泣けてきちゃいました。こういう教えを受けた人が、今度は自分が次に伝えようとするのですね。 こういう先輩方と共演する機会に少ない役者を作るということについて松竹はどうおもっているのだろう。残酷だと思う。
こんなにかわいがってもらいましたと、競いあうようにお話する幹部の方々がかわいらしかった(秀太郎さんのちょっとすねたいいかたも)。 芝翫さんの休演が心配です。
「ぢいさんばあさん」
森鷗外原作。仁左衛門さんの伊織に、玉三郎さんのるん。この上なくすてきでした。 原因を作った翫雀さんの久右衛門のアツさも、さっきあんなに愛されていた?!勘三郎さんがうってかわってひどい男になった下嶋も、いい。久弥ときく の若夫婦に、橋之助さんと孝太郎さん。話し方で若さってあんなにださるものだなと感心。あんなに仲むつまじいのに、こんな運命に翻弄されるとは。最後の再開のところでは、ボロボロと泣かされました。私には つれあいは いないけれど、この夫婦愛は胸にしみました。 泣けたぁ。

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花競四季寿・嬢景清八嶋

覚書
今回は、3部曾根崎心中だけでなく、、1部もみてきました。
国立劇場の文楽公演は、人気がありこの日も大入り満員。「花競四季寿」は、万才・海女・関寺小町・鷺娘と、舞踏。 「海女」は、能楽の海人と違いユーモラス。片思いの娘のところにタコがでてきました。しかもタコと踊る。宇宙人みたいなタコでした。 「鷺娘」は、長唄舞踏の切ないものと違い、傘に乗ったりとかわいい。 三味線6人 太夫6人 ずらっと12人。どっしりとくる音量。鶴澤清治さんの存在感がすごかった。
「嬢景清八嶋」花菱屋の段は、十四・五の娘が父のために遊女奉公したいと、花菱屋にやってくるところ。温厚な主と、やかましい女房のやりとりが、面白かった。重たい前の、のんきでゆかいなやりとりは こう、軽く楽しい気持ちにしてほしい。 けなげなお糸に泣かされ、温厚な主のあったかさにじーんとし、最後にケチな女房の心いきに笑いながら、あったかくさせるところがよくできているなぁ。 日向嶋の段は、濃厚でした。ききなれていないので、ずっと”もう大変”っていう口調での語りに ぐったりしてしまいました。人形も、語りも、大変そうなので 雰囲気にのまれちゃった。ちょっと観ているこちらの緊張感がとぎれてしまった。もったいなかった。次回は、早寝して望もう。

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2010年2月 6日 (土)

曽根崎心中

Photo_4←以前 ブリックスクエアでみかけたもの 今回の公演と関係ないです)。

国立劇場で、文楽をみてきました。「本日初日」でびっくり。 満員御礼でした。 吉田蓑助文化功労者顕彰記念公演。 蓑助さんのお初に、勘十郎さんの徳兵衛。すごかったです、文楽。 歌舞伎だと、「わぁー見事だなぁと」驚いても、自然と拍手してますが、文楽はまだそんなにみていないので、驚いて、拍手するのも忘れちゃう。今回もそうでした
一番前でくいいるように鑑賞してきました。

たずねてきた徳兵衛の顔をのぞきこむ、お初。お初が、徳兵衛の膝に手をおくところにドキドキした。あんなに小さな手。私の小指ほどしかないのだろうに、そのしぐさはドキっとしました。 蓑助さんのすごさが、わかってきました。まだまだ驚くでしょうけれども。 徳兵衛は、いい男でした。人形なのにいい男。けんかして、ほつれた髪まで、色っぽかった。 くやしさとか、床下から見上げる顔とか、すこぶる格好よかった。人形だけでなく、勘十郎さんご自身も、床の下に隠れるのですね)。勘十郎贔屓、大満足の大活躍。厳しそうな御姿が、かっこいい。
最後に、心中してしまう2人。いさぎよい最後に、若者を感じました。 あー、なんだか驚いた。 人形なのよね・・・と何度もいいたくなるほど、魅力的でした。 

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2010年2月 4日 (木)

矢車会 NHK教育「芸術劇場」

今週末(2/6・7)にTOHOシネマズで、鷹の爪団の映画をひた人全員に特別DVDをプレゼントすることになったそうだ。「This is 一等(いっとう)」
いいの?怒られないの?あっぱれなバカバカしさ。ちぇっ、もう見ちゃったわ。

たしか、鷹の爪団の映画をみにいった晩のこと。 NHK教育「芸術劇場」で、矢車会をみました。夜の部しか観にいくことのできなかった「矢車会」。昼の部の勧進帳をTVでみることができました。
中村富十郎さん傘寿のお祝い。富十郎さんは弁慶。10歳の息子 鷹之資くんが義経。富樫には吉右衛門さん。四天王は段四朗さん、松緑さん、尾上右近さん、染五郎さん。後見には中村錦之助さん。 豪華。 矢車会を追ったドキュメント番組もみました。ありとあらゆるところに指示を出す、忙しい富十郎さん。 松緑さんが 一生懸命「大ちゃん~」と何度も説明し教えていた姿をみて偉いなぁと思っていたので、より面白くみました。(忙しい富十郎さんに向って、大ちゃんのために 何度も確認している松緑さんの姿が印象的でした。)
そんなには、身体が動かない富十郎さん。私がみはじめたころから考えても、だいぶ動作がゆるやかに。何よりも膝が辛そう。 それでも、表現方法には影響がない。 と いいますか、いつもみる勧進帳よりも 弁慶の気持ちが よりわかったほど。 義経を打擲してまで、危機を救う弁慶。その後、お互い向き合って おもい表す場。お二人は蔓桶に座っていました。  しっかり身体に入っている人ならば、やりかたを多少変えてもいいのだ。(この位になられたらの話ですが。) 若天王 鷹之資くんが弁慶に差し出す手のところ、お行儀がよくてよかった。
いいものをみました。ありがとう芸術劇場。

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雪見酒・漫画祭

先週末の週末、のんびりすごしました。1月の観劇疲れをいやしました。のみながら読んではいないけど、そんな気分で。
おさるから、課題図書としてお借りした ジョージ朝倉の『ピース オブ ケイク』(祥伝社)全五巻一気読み。 ジョージ朝倉って、ジョージ秋山じゃないのね。はぐれ雲の。おっと、いけねえ、こんな感想を言っているから、色気のない暮らしを送ってしまうのだわ。
私には、隣にいる誰かがいないと絶対にイヤ という感情がないなと思った。それはそれで、よくもあり ちょっと寂しくもある。 まぁ、何か起こったら、どうなるかわからないから それはそれでそんな自分がお楽しみだけど。 きれいごとじゃなく、なみだも鼻水もふりみだして突進してつまづく 志乃の姿は、もう どうしようもないけど いとおしい。 変な方向に流れちゃって いいわけないと思っているとこや、あんなにイヤだとおもっていたことを自分でやってしまっているという、どうしようもない重い衣をきこんでしまうとドロドロさとか、わかるなぁ。  
あかりの、あの人の悪さも、なんかひかれるかも。 そんな自分が怖いけど。 あかりを中心にして描いてある物語があったら、私は心の中で何を応援しつつ読むだろうか。
人って面倒くさくて、変なマイナスのことに確信し取り憑かれたり、単純なことで天にも上るここちになったりする。 そのジタバタがいいな。一生懸命ジタバタしてみるかと思った。ボウズヒゲはいかんですな。魅力的で。

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2010年2月 3日 (水)

秘密結社鷹の爪 THE MOVIE3 http:// 鷹の爪.jpは永遠に

先月末ごろ、みてきました。すばらしい邦画 ”秘密結社鷹の爪 THE MOVIE3 http:// 鷹の爪.jpは永遠に”。 鷹の爪団は、もともとTOHOシネマズで 「映画館では携帯を切って!」というような道徳的指導をしていたのだと思うのですが、いまは、TVや映画で活躍。映画は、もう3本目。 道徳的指導界のサラブレットですな。 吉田くんやら、統括やら悪の秘密結社好きの、ちょっとおかしな人がみにきていました。楽しかった。
TOHOシネマズは太っ腹なことに、末尾1or4のお年玉付年賀葉書持参で1000円になりました。期間限定だけど。現地にいってもまだ信じられなかった。本当にみせてもらえました。おさるのおうちに来た年賀状で1000円で鑑賞。さんきゅ。おさる&TOHOシネマズ。
秘密結社鷹の爪団の物語と、古墳ギャルのコフィちゃんものと二本立て。ビバコフィ。調子のよさやら、笑顔で踏みつけていくとこやら、すばらしい。勉強になります。こうやってプリンスと結婚すればいいのね(シンデレラのおはなしでした)。古墳世界にも、いかした古墳(前方後円墳)やら、そうでないの(四隅突出型墳丘墓)やらあるのだよ。小学校のころ、これ何の役にたつのかな?と言って勉強したものがあってこそ、このおかしさが味わえるのだな。
鷹の爪団は、ちょっぴりハラハラしたり(えーこれ誰か(大物)に怒られるのでは?と)、その素晴らしいくだらなさに、笑わせていただきました。ブラボー。 悪の秘密結社は、けっこう熱い男たちなのであります。この世では、能天気なものが正義をつらぬいているかもしれません。
1回目か2回目かの映画では、途中で告白タイムがありました。今回は、途中で「起きてくださーい!」と呼びかけ 起こしてくれました。そして、寝てた方へ?!今までのあらすじを紹介。しかもインチキくさいの。すばらしい。立派にくだらない。吉田くんに夢中なので、吉田くんのおまもりを購入。吉田くんの言い方をマネすれば、たいていのことは、なんとかなるような気がします。愛すべき変テコなキャラクターたち。もう最後なのかしら。せっかく我が街にTOHOシネマズがオープンするようなのだから、そこでもみたいわ。

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