矢車会 NHK教育「芸術劇場」
今週末(2/6・7)にTOHOシネマズで、鷹の爪団の映画をひた人全員に特別DVDをプレゼントすることになったそうだ。「This is 一等(いっとう)」
いいの?怒られないの?あっぱれなバカバカしさ。ちぇっ、もう見ちゃったわ。
たしか、鷹の爪団の映画をみにいった晩のこと。 NHK教育「芸術劇場」で、矢車会をみました。夜の部しか観にいくことのできなかった「矢車会」。昼の部の勧進帳をTVでみることができました。
中村富十郎さん傘寿のお祝い。富十郎さんは弁慶。10歳の息子 鷹之資くんが義経。富樫には吉右衛門さん。四天王は段四朗さん、松緑さん、尾上右近さん、染五郎さん。後見には中村錦之助さん。 豪華。 矢車会を追ったドキュメント番組もみました。ありとあらゆるところに指示を出す、忙しい富十郎さん。 松緑さんが 一生懸命「大ちゃん~」と何度も説明し教えていた姿をみて偉いなぁと思っていたので、より面白くみました。(忙しい富十郎さんに向って、大ちゃんのために 何度も確認している松緑さんの姿が印象的でした。)
そんなには、身体が動かない富十郎さん。私がみはじめたころから考えても、だいぶ動作がゆるやかに。何よりも膝が辛そう。 それでも、表現方法には影響がない。 と いいますか、いつもみる勧進帳よりも 弁慶の気持ちが よりわかったほど。 義経を打擲してまで、危機を救う弁慶。その後、お互い向き合って おもい表す場。お二人は蔓桶に座っていました。 しっかり身体に入っている人ならば、やりかたを多少変えてもいいのだ。(この位になられたらの話ですが。) 若天王 鷹之資くんが弁慶に差し出す手のところ、お行儀がよくてよかった。
いいものをみました。ありがとう芸術劇場。
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