細見コレクション―琳派にみる能―
覚書
式能終演後、同じく国立能楽堂内にある資料展示室へ。
特別展「細見コレクション―琳派にみる能―」をみてきました。小部屋ながら、すばらしいものがありました。細見コレクションの中から、俵屋宗達、尾形光琳らの流れを汲む琳派作品に反映した能の意匠を紹介するという趣旨の展示。無料なのがありがたい。
又兵衛、宗達、光悦、光琳、其一と、美術館でひらいたら、人気のあつまりそうな有名な名前が並ぶ。 ちょうど能を観た後なので、関連した画への興味がより強くなる。
又兵衛作の「俊寛図」や、市川其融の「雪中常盤図」の常盤御前が3人の息子をつれている図など、歌舞伎のおかげで身近に感じ、すばらしさを楽しむことができました。
数は、けっして多くないけれども、どれも上質で、すばらしい。お宝をみせてくださってありがとうという気持ちになりました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント