テートモダン
6/5(土)④
焼き場っぽい建物に到着(本当は元 発電所)。目の前にミレニアムブリッジが かかっており面白い。ロンドンは どこかしらが建設中。オリンピックをめざしてのことかしら。 建物の前に芝生が広がる。沢山の人がのーんびりくつろいでいる。美術館は、どこもかしこも無料。テームズ河はながれ、天気はいい。ご機嫌です、ロンドン。
あいかわらず広い建物。Poetry and Dreamという展示をじっくりみた。いくつかの部屋に別れて展示。最初の部屋は、壁面に描かれた建物に実物大のカラスが射止められているようなショッキングな作品(Jannis Kounellis )。
うう・・と思いながら次の部屋へ。ミロの作品が目に入る。その太陽のような明るさにニッコリする。デ・キリコやダリ、イヴ・タンギー、ジャコメッティとかがあちこちに。きれいな花だと思えば、アンリ・ルソーだし、やわらかい色と思えばクレーであった。マンレイの絵画もあった。ピカソは、どこに並べていても、やっぱりめだつ。シュールレアリス゛ムのころを集めたお部屋がとてもよかった。フランシスベーコンとピカソという組み合わせの部屋もありました。
レアリズムという部屋にあった、Peter Peri の彫刻?。またもや作品に勝手に名前をつけてみました。「マジパン部長」。愛くるしい。本当の作品名は、”Mr Collins from the A.R.P. 1940” 後で調べてみたら、Peter Peri はハンガリーで生まれ。ナチス・ドイツからロンドンに避難した反ファシスト芸術家でした。あれ。重い主題の作品だったのか。そういわれてみると、悲哀のこもった作品みたいだ。
モダンの中に、よく知った画家の作品がポロポロ混ざっている。なんだか目をひくものがあって、作家をみてみると あ~と思う。一流の人は(ここに展示されているものは、みんな一流だろうけれども)、何だか呼ぶものがあるのだなと思った。
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