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2010年7月13日 (火)

印象派とエコール・ド・パリ

先週末、父と横浜美術館で、「ポーラ美術館コレクション展 印象派とエコール・ド・パリ」展をみてきました。 昨今、印象派と銘打った展覧会が多いことですなあ。
モネ、ルノワール、セザンヌ、スーラ、モディリアーニ、ピサロ、シャガール、レオナール・フジタ(藤田嗣治)、セザンヌ、ルドン、ピカソと、こちらも有名どころばかり。国立新美術館でみたものと時代は同じくしているのに、ずいぶん印象が異なる。柔らかい色あいのものが多い。箱根仙石原 ポーラ美術館の収集する趣味がはっきりでていて、そこは面白かったが、ポワンとしていた。少女趣味っぽいのか。ピカソの「青の時代」の『海辺の母子像』まで、少し違ったような印象をうけた。不思議。
シャイム・スーティンの『青い服を着た子供の肖像』という作品が気に入った。
こういうものは、比べるものではないけれど、あまりのも国立新美術館のオルセーのポスト印象派展が、強烈でしたので、なんだかポワンとして薄味に感じてしまった。

その後、横浜美術館コレクション展(愛称:ヨココレ)も鑑賞。メレット・オッペンハイムの『栗鼠(りす)』があり、うれしかった。毎回展示されているわけではないので。 たる型の黄色のガラスの横に、ふさふさの毛がある作品。確かにリスのよう。これだけ。それど、すごい。  解説書を紐解くと、「冷えたビールを飲むときの口元の感触や喉ごしと、毛皮の手触りや肌触りを同時に思い出させようとする装置。既知の品物を組み合わせて変容させることで、見る人の触覚をも刺激し、官能の記憶を呼び覚ます。シュルレアリスムのオブジェならではのメカニズムである。食器を使うことで口腔という粘膜の感覚を引き入れた。オッペンハイムの独創性を感じる作品。」とありました。そうなのか。そうだったのか。そこまでわからなくても、なんだか気になる一品。
そして、好きなものがもうひとつ。大島康幸の『FAKE FUR』シリーズ。トラとヒョウがありました。こちらは入口横に展示されているため、入場料を払わずとも鑑賞可能。楠を着色して作成されたトラやヒョウの皮。ダランとかけられた木でできた毛皮ってとこが何だかとても好き。うちに欲しい。こんな大きなものどうするとか、そういう常識にとらわれず、これ欲しいと思う一品(二品)。
写真のコーナーには、カルティエ=ブレッソンの撮るボナールやマチスの写真がありました。カルティエ=ブレッソンの作品としてでなく、あーこういう人だったのかという目で鑑賞。自画像のように 自分なりの味付けがされていない本人像をみることができるのは、貴重でした。

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