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2010年9月30日 (木)

秀山祭 夜

秀山祭 夜
平家女護島「俊寛」。俊寛は役者によってぐっと感情の込め方が変わる。 吉右衛門さんの俊寛は、登場の時には身体が弱った男であった。それでも嬉しさに心ふるわせたり、悔しさに身震いしたりとその都度のパワーがあった。最後に島から送りだすとき、達観したその姿には、弱った身体から恐ろしいほどのエネルギーがでているようであった。搾り出すような力強さと、落ち着いた静かさがよかった。 人によってそれぞれのやり方があり、個々それぞれいいのだけど、吉右衛門さんのあの船が出るときにあまり綱を追わない、その表し方もぐっと心にしみました。 実は、また俊寛か・・・とか思ったのだけど。しみじみ鑑賞しました。
丹波少将成経は染五郎さん。千鳥のためなら本当に島に残りそうだった。千鳥の福助さんは少し元気すぎ。年の差カップルのようにみえちゃった。
瀬尾は段四郎さん。誰もが俊寛サイドに立って応援しそうなものだが、段四郎さんの瀬尾もなかなかチャーミング。絵にかいたような悪者ぶり。だけれども、「しょれわぁ 役人の わーがーまーまー (そりや役人のわがまゝ)」と高らかに俊寛を言い負かすのを聞いていたら、たしかに、左様に自由になるならば、赦し文もお使ひも詮なしだなあと 妙に納得しちゃった。 あの、「しょれ」 が かわいい。
次に人間国宝の踊り2題。芝翫さんの「鐘ヶ岬」と、富十郎さんの「うかれ坊主」。うまいのう。お年のこともあって、動きに制限があるのだが、絶妙の間がいい。手先だけを動かしても、雰囲気が出る。 芝翫さんの清姫は、かわいらしかった。玉三郎さんでみたらしっとり魅せるのでしょうが、逆に若々しくかわいらしかった。 富十郎さんの願人坊主は、うんまい。ちょぼくれの正解がやっとわかった。富十郎さんの踊りをみると、感心のあまりにっこりしちゃう。
最後に双蝶々曲輪日記「引窓」。松緑さんの濡髪長五郎は、ちょっと若かったなぁ。重鎮の役者の方が長五郎の方が若々しくみえるのが不思議。次の時にどう変わるか楽しみ。 女房お早の孝太郎さん、幸せな時の浮かれっぷりとか、義理の母のため必死に夫に刃向っていくとことこかうまい。 南方十次兵衛は染五郎さん。代官に取り立てられたと胸をはるところがかわいらしい。 とにもかくにもすばらしかったのが、母 お幸の東蔵さん。もう、泣かされました。どっちの息子も大切。子を思う親心に、涙しました。ちっちゃい身体からあふれる大きな愛情。すばらしかった。

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2010年9月29日 (水)

秀山祭 昼

覚書

新橋演舞場へ。秀山祭九月大歌舞伎をみてきました。
昼の部を奮発。1等B席が設定された記念に座ってみる。2階1番前から鑑賞。はしっこだけど、足元広々。花道もたっぷりみえます。難をいえば、義太夫がみえにくい。
まずは、「月宴紅葉繍」在原業平を梅玉さん・小野小町を魁春さん。貴族って、退屈しのぎにこうやってのんきにじゃなくて優雅に舞っていそう。農民は地を這って働いていただろうに。そんな?!優雅な貴族ライフについて考えてみた。
次に「伊賀越道中双六」沼津です。吉右衛門さんの十兵衛は大きな青年でした。そこへ歌六さんの平作が登場。ああ・・・そりゃ、雲助でおじいさんですが・・・ もう、すばらしいおじいさんぶり。みていて、「おじいさん」とつぶやいちゃうほど。よろよろっぷりに、思わず手を差し伸べたくなりました。娘お米は、芝雀さん。芝雀さんってかわいい。親孝行ぶりとか、夫一途さが、素直に心にはいってきます。十兵衛と平作は、本当は実の親子なのになぁと 結果をわかった眼でみると、いろいろな所作毎の工夫がすごいなあと思う。知っていてみても、知らずにみても面白い。深刻なのだけど、出会ってすぐの娘を下さいといっちゃうところとか おおらかさもあっていい芝居だなぁ。荷持は、歌昇さん。もう、だんなさまはっていう忠誠心が愛らしい。 途中で、歌六さん、歌昇さんの屋号が萬屋から播磨屋に復することになりましたと、吉右衛門さんが劇中ご披露がありました。芝雀さんも。立ち会えてうれしい。すっかり、歌六・歌昇贔屓に。昔はお二人がみわけられなかったというのに・・ 吉右衛門さんの十兵衛が、親だとわかったときの芝居があつかった。それをすぐに押し殺して、心遣いをしてそっと出ていくところに泣けました。 しばらくしてそれに気づく、歌六さんの平助じいさんと、芝雀さんのお米ちゃんにもじーんときました。 1人のんきな歌六さんに救われる。じっくりみせるので、しっかり鑑賞。
じっくりみた後に、続けてじっくりした芝居。もう、疲れちゃうよぉ。 続いては江戸絵両国八景「荒川の佐吉」。 仁左衛門さん、そりゃあ卑怯だぜって程かっこいい。ずるいほどかっこよかった。腕のいい大工だったのに、やくざの世界に憧れ三下子分の仁左衛門 佐吉。世間が強いものにどう転ぼうと、決してぐらつかない男の中の男。下っ端だけど、そこがまたかっこいい。しかも子煩悩。もういいとこずくめ!(そうなのか?) 親分が陥れられてもじっと親分に使える。人の道を大切にするやくざ。しかもやくざという身をわきまえたやくざ。かっこいい! その親分の座を奪うのが歌六さん。ええ!さっきのあのおじいさんが。おじいさんが。おじいさんが。と何度も、隣のおさると、「おじいさん・・」とつぶやく。うってかわって、ものすごくかっこいいのだもの。小さいのにかっこいいなあ。
孝太郎さんの身勝手ぶりや、兄貴と慕う染五郎さんの弟分ぶりもよかった。 卯之吉は千之助ちゃん。大きくなったなあ。 どんなに千之助ちゃんがかわいらしくても、仁左衛門さんはずるいほどかっこよく、みんなの心をさらっていきました。そりゃあ卑怯だぜってほど。かっこよかったなぁ。そして、泣かされました。これまたしっかりした芝居で、もうクタクタ。
最後は、「寿梅鉢萬歳」 藤十郎はん。踊っていても、ついついお顔をばかりみてしまう。若い・・・ どうしても振りに目がいかない。2回引き抜きがあり 最後は少し小さくなりました。 登場したときのインパクトは大きかったです。貫禄とは違う、なんだろうあの立派さ。すごいです、山城や~

追加
沼津。 最初に風情ある茶屋前の場。いろんな登場人物が行き来するところが割とよかった。歌江さんはお腹が大きいので身重なのでしょうね・・・いつまでも娘っ子という心の若さを学びました。
荒川の佐吉。 親分の討たれてしまい、騒然とする屋敷の玄関先でじっと佇む隅田の清五郎に、錦之助さん。かっこいい。すぐに殺されちゃったけど。やくざの心粋が出ていました。渋かった。眼のみえない息子を手放してしまったことを後悔する母親に福助さん。身体を小さくして耐えに耐えているようなお役は似合う。
仁左衛門さんの佐吉が、千之助ちゃんの卯之吉に「うの」と声をかけるときのあの愛情たっぷりの言い方。かっこよかったなぁ。親分の敵討ちに出ると決心したときの「うの、待ってろよ」も、しびれるくらい格好よかった。

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2010年9月28日 (火)

晩夏漫画祭

いつものようにおさるのおかげで、またもや漫画祭開催。いつも太っ腹にいいものを、たんまりと貸してくださる。おおきに。
デビッド・宮原&たなか亜希夫の『かぶく者(7)』(講談社モーニングKC) 伊右衛門さん観劇後に、ぐいぐい読む。舞台の描き方が細かくてすばらしい。ありすぎるほどの勢いがあり、かつ緻密。 本身の刀ってあなた・・・ この漫画は、ものすごいことになってる。 本物の歌舞伎は軽ーく毎月すごいことをやっている。そこまでもすごいと思った。
椎野鳥子の『CLOVER』(7~10巻・集英社文庫) OL社内恋愛漫画。なのに他人事に感じるのはなぜ?嫁修行みたいなのにいたっては、もう想像すらついていかなくなった。なぜ?おきばりやす。
東村アキコの『海月姫(05)』(講談社コミックスKiss) これを読むと、なぜか つる姫じゃ~ を思い出す。社内恋愛OLよりも尼~ずの方が溶け込めそう。夢のすてきなお洋服みたいな感じも好き。
黒娜さかき『青春♂ソバット(3)』(小学館IKKICOMIX) 学生思春期のめんどうくささでも、男子のはめんどうくさくないかも。アツいんだか冷めてるんだか、もどろこっしいところもなんかいいね。
西炯子の『娚の一生 第三巻』(小学館) ああ完結しちゃった。こういう、本人はちっとも色っぽいつもりがない人の色っぽさに、かなりひかれて読んでいました。年上のヒトがみんな、こういう海江田先生のようなくせがあって色っぽい人なら、毎日あちこちでドキドキできるのかも。急に親戚連中にまっとうなコトをズバっというとか。ツボな行動がいっぱいでしたよ。もう。いいなぁ。
羽海野チカの『3月のライオン(4)』(白泉社) 将棋って全くわからないけど、その勝負の世界に真剣に向き合うつらさはよくわかる。孤独とか、こういう人が感じるものなのだ。簡単にさびしいとかぬかすなよと、自分を含め言い聞かせたくなる。じーん。人のあったかさがしみるぜ。
心にしみてくるものもう一冊、杉本亜未『ファンタジウム(5)』(講談社モーニングKC) 自分のことを細かく説明して納得してもらっても、そればなんだ。自分は自分。それをしずかに背負っていく格好よさを子供に教わる。 恋だけでなく、いとしく思う存在がいるってことが生きる糧なのね。あたりまえすぎて、忘れちゃう。いかんいかん。

☆中村光の『聖☆おにいさん(5)』(講談社モーニングKC)
もうこれね、すごいね。この漫画をもっと楽しむためだけに聖書とかきちんと学んでいいと思うほどいいね。日本人みたいに宗教におおらかな国でしか愛読できないのが、もったいないわ。すごいよ。ええ!ええ!といいながら笑って楽しむ。 
『臨死!江古田ちゃん(5)』(瀧波ユカリ/講談社アフタヌーンKC)
江古田ちゃんラブ。江古田ちゃんに言われると猛禽ちゃんもプロ意識のある仕事してるのだなと思うよ。なんであれ、すご腕には違いない。ぉねえちゃんは、またすごい。江古田ちゃんのおっしゃることは深い。ははぁと感心することも。もはや教祖さまの域に!?
清水玲子の『秘密(8)』(白泉社ジェッツコミックス) 最後にとっておいて、じっくりと読みました。丁寧に向きあうないとヤケドするぜ。正義のために身を削る。本当に心も身体もすりへらして、なお立ち向かう。正義って言葉にするとウソくさかったりするけど、彼らの守ろうとしているものは、なんだかそういう言葉にできないとても大切なものだ。そして、だれと一緒に戦うかなのかも知れない。人の恐ろしいほどの想い。ぞーっとする怖さにも、あたたかさにも、心がぐらぐら揺れた。怖い。でもすごい。知るって怖い。知ったことにより引き受けざるを得ないものに押しつぶされそうになるけど、やっぱりどうしても読みたい。そんな一冊。(の8冊め。)

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2010年9月21日 (火)

文楽 良弁杉由来・鰯売恋曳網

昨日の覚書

久しぶりに文楽を観にいってきました。病み上がりの父の初お出かけ。大丈夫かしらと心配しましたが、今朝も元気そうでした。よかった。道楽は健康にいいのだと思われます。
久しぶりの勘十郎さん♪と胸を躍らせて国立劇場へ。演目は、鰯売恋曳網。逆に歌舞伎から文楽へもってきたという珍しいもの。そして三島歌舞伎。とっても、楽しかったのですが・・・お顔が頭巾の下に隠れたままでした。なんで?初心者ゆえ、人形遣いが顔を出すか否かの基準がわからない。顔もみたい。
鰯売りの掛け声が、勘三郎・玉三郎のときのの口調が頭に入っているので、「・・・いわしこえ~」とあの調子にしたくなっちゃいました。 人形なのに、人形のなのに、となんども思う動きが見事。猿源氏が重そうに天秤棒をかつぎよろよろするところとか。蛍火の、元お姫さまがしっくりくるような優雅な身のこなしとか。先に重厚な二月堂をみたので、かえってこののんきな程のハッピーエンドっぷりが楽しかった。
最初の二月堂もすばらしかった。
義太夫や三味線の味わいは、全然わかっていないですが、今回びっくりしちゃったのが鶴沢清治さん。すっと三味線をとるところにハッとしました。誰よりも早く膝にのせるその態度だけでビシっと何かが変わりました。怖って思う程の緊張感。なんでしょうこの迫力。そして、ひとつ音を出したときの格好いいこと。しびれました。そして、その気迫。なんだか怒られそうな程怖かった。驚いた。
二月堂。歌舞伎でよくかかるので全段みることができたら、これからよくわかるかなと楽しみでした。大きな鷲にさらわれるところは、本当に大きな鷲でした。えらいことなのだけれど、ちょっと面白かった。その後の桜物狂いの場。我が子を探して気がふれてしまった渚の方は文雀さん。眼を閉じているのにその表情が、その時々で大きく異なる。ひきこまれました。一緒に悲しくなったり、東大寺の大僧正が幼い頃鷲にさらわれて飛んできたという噂を聞いて喜んだりしました。それなのに、一番のやま場である二月堂の段は、やはりまだその機微がつかめなかった。そのうちわかるでしょう。きっと。
一番前で、熱演をじっとみつめてきました。文楽も、いいなぁ。今度はお顔をみせてください勘十郎さん。

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2010年9月19日 (日)

狂言ござる乃座44th

覚書

「狂言ござる乃座44th」を観に、国立能楽堂にいってきました。演目の構成がとてもよく、大満足。
万作師の「鐘の音」の美しいこと。ゴーンモーンモーンという音の響きがきれいでした。口で言っているいるのに、響くのは何故なのでしょう。すごいなぁ。割れ鐘の音までもチャーミング。台詞を言いながら、決まった場所まで行くという一連の動作が、実にすんなりしていて、基本的なことがきれいだなぁとしみじみ思いました。「かねのね」を、「金の値」なのに「鐘の音」だと思ってしまう。その単純な間違いだけっていうシンプルさ。狂言のよさをしみじみ再確認しました。
最初は、「盆山」。裕基くん、大きくなっていてびっくり。かわいらしい盆山盗人っぷりをニコニコしてみていると、そこに盆山の持ち主である万之介師が帰ってくる。大袈裟でない動きなのに、おかしみで ぐっとさらわれました。すごい。あんなにキュートなシテの裕基くんを、さらっと上回る。アドがひっぱっていってしまう。、流石だなあと思う。なんともいえない間とか味はいいものです。
引き続き「鐘の音」でうまさにうなる。
休憩の後は「合柿」。萬斎師のロングヘアーに驚く。映画のためのようです。
裕基くんの「八島 後」、遼太くんの「名取川」と、小舞2番。きりっとします。小舞はいい。
小舞で締めた後、最後に「呼声」。呼声の掛け合いがみせどころ。ここが本当に面白い。家にいるか?留守だ!(←しかも自分で留守と答え居留守を使う)というこの単純な掛け合い。それだけなのに、魅せる魅せる。深田師・高野師と3人の掛け合いがどんどん熱くなる。拍子がかって、どんどん盛り上がるところは、みていてワクワクしました。
若々しいというよりも、もっと年若い世代と、熟練した巧みの技と、小舞と、狂言。この組み合わせが、妙に私にヒットしたようです。いい舞台をじっくり観た!大満足!

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2010年9月18日 (土)

銀座目利き百科街

覚書(9月のね)

友の誘いで、一緒に松屋銀座へ。平成二十二年度日本デザインコミッティー企画展 「銀座目利き百科街」展へ足を運んできました。ご招待ありがとう、友よ。
8階催し物ゾーンは、有料の観賞&買い物ゾーンと、誰でもみることができる販売ゾーンとにわかれていました。どちらも充実。
隈研吾・深澤直人・佐藤卓・原研哉・浅葉克己・ナガオカケンメイ・・・ 錚々たる顔ぶれの展示。展示ではなく販売。箸置きのような木が、値札になっているのが、品があります。ちょっと手がでないような金額なので、安心してくまなく観賞。1人のデザイナーに与えられているのは、共通のサイズの半畳ほどの真四角の台。 そこに、ぐい飲みばかり並べたり、仕立て屋がモーニングを1点置いたり、手を加えたビニール傘、鳩時計が並ぶ。草でバッタを編んだもの人もいました。すばらしい装丁の貴重な本を10冊弱並べた人のはすてきでした。奈良原一高の写真集は見かけただけでうれしかった。小山薫堂さんは、実際に座っていらっしゃいました。「文字のはかり売り」だそうです。彼の四角いスペースには、原稿用紙がちらばっており、眼の前に座った女性へ ワンフレーズを書いていました。友の視察によると、愛人と妻をおり込んだ一言でした。うーむ。
板の上で、丸いおおきな木のお盆のようなものを、いろんなところにずらして置いては考え込んでいるオシャレ男子がいました。近寄ってみると、自分の好きな節目をいかして、木のお皿をオーダーするものでした。いろいろな種類の一枚板がおいてある。すでに売約済みの丸が沢山。面白い発想。これが、一番好きでした。そして、会場にはオシャレ男子がいっぱいでした。友がオシャレ男子は必ずバック斜めがけだねと。2人でオシャレ男子観察もしました。
デザイナーのセンスの勝負。この場所で、デザイナー達が設定しているときには、バチバチと火花が飛び交っていたのだろうなぁ。第一人者のアイデアは、すこぶる刺激的でした。
販売ゾーンも、心ひかれるものばかり。染ものや、竹かご、木の器にうっとり。特にすばらしかったのは、木のスツール。座ると、本当にちょうどいい具合。見た目もいい。100年たってもそこにあるような、丈夫で 飽きずに そして何よりも使いがってがいい。 そういう底力のありそうな、手触りのいい、いいものがあれこれありました。 あぁ。裕福だったらよかったのに。(あと空間のたっぷりした住居も必要。)

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2010年9月17日 (金)

高島野十郎と同時代作家展

覚書。ここからやっと、今月分の覚書。

先日九月歌舞伎をみたあと、銀座美術館にいき、「高島野十郎と同時代作家展」をみてきました。はじめて訪れた場所。NPO法人文化芸術機構が主催だそうです。
最終日に訪れた銀座美術館。一つのお部屋に一面「高島野十郎」氏の作品が。沢山あってびっくり。最近、新聞に蝋燭を描いた絵が掲載されており、あぁ みたいなぁと思っていたところだったのでうれしかった。高島野十郎の作品は、数回しか目にしたことがなく、一回に数枚程度でした。今回の展示では、蝋燭だけでも3点ありました。絵画なのだけれども、炎のところは どれも本物のよう。月の冷たさ、太陽の暑いようなまぶしさを、紙に描きだすことができるとはと驚く。法隆寺塔は、晴れた日と雨の日を同じ構図で描かれていました。 ぼんやりとした視界と、少しまぶしいような晴れた日の視界の違いもすごかった。違う匂いがしてきそうでした。
ここを訪れたときに、ちょっと眼の調子が悪くなり、作品が少し霞がかってみえました。それが残念でもあり、逆に光が特別に本物のようにみえたようでもありました。不思議だった。同行のおさると、時どき顔をみあわせながら、静かに鑑賞。楽しかった。 ホクホクと図録を購入。 

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2010年9月16日 (木)

日本美術のヴィーナス ―浮世絵と近代美人画―

覚書

出光美術館にもいってきました。母と「日本美術のヴィーナス ―浮世絵と近代美人画―」を見てきました。
浮世絵美人画展。肉筆のものが多く、すばらしかった。出光さんはいいものを持っているわねえと、母がしきりに感心。出光をほめつつ観賞。
この展示でも、見どころとされていましたが、喜多川歌麿の『更衣美人図』に、みとれました。はらりという音がしそうな瞬間が切り取られていました。解かれかれた帯とか、かすかな音のしそうな一枚。こういうのをあで姿というのかしらん。重要文化財だそうです。
清涼の美人という章で紹介。女子の立ち姿が、菩薩像に着想を得ているのではないかという解説が面白かった。普賢菩薩騎象図と比べてみたり。歌麿の『娘と童子図』は、醍醐寺の訶梨帝母像から着想を得ているとありました。ほお。
北斎、師宣など贅沢な展示でした。
後半は、鏑木清方・伊東深水・上村松園といった近代巨匠による美人画。鏑木清方の「隅田川舟遊」という大きな作品が面白かった。屋形船の上で作業するさまや、船の中の様子がよくわかる。人形芝居を演じるもの。お付きのもの。その立場の様子をみて、その時代についておもいをはせました。
皇居側の大きなガラスの窓の前のロビーに、無料の給茶器があることを発見。建物の外は暑いのですが、中は冷え冷え。あったかいお茶をいただきました。皇居の緑を眺めながら、ちょっと一息。紙コップですがちょっと贅沢気分。いいサービス。

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2010年9月15日 (水)

マイ ブルーヘブン コンサート

覚書 

今年は、上海バンスキング再演に続き、こんなすてきなコンサートもありました。吉祥寺のスターパインズカフェというライブハウスで、「吉田日出子と自由劇場オリジナルバンド」による「マイ ブルーヘブン コンサート」が開催されました。もちろん行きました♪
会場中が、自由劇場マニア。お年もかさね、初期のあんな舞台もこんな舞台もみているという面々の中で、われわれは若造でした。本当に好きなんです、オンシアター自由劇場が。デコさんは、相変わらず 人のもっている感情の力をすごい勢いで出すことができる人でした。デコさんが歌う歌は、心にしみてくる。かっこいい。とても自由にみえた。歌いだしがちょっと苦手なようでした。ぴったりした時のあの迫力。すごい。片岡さんやニコニコと、大森さんがジェントルに、デコさんに出だしの合図をしてあげていました。あの人は、だれかに歌う人だから(舞台で歌っているときも、誰かに歌っているのを みんなにみせているという気がしているから)、相手を設定したらいいのにと思った。その人を見詰めて、うなずく合図で歌いはじめれば最強なのではないかなあ。本当に、この人は舞台の人なのだなぁ。シャンソンもすばらしかった。胸がいっぱいになりました。
この企画は、大森さんが立てて下さったそう。ありがとう、大森さん。声も姿もすることもジェントルマン。男子は年を経ても、さらに素敵になっていいなあ。
真那胡,さんの自由劇場の思い出話は、ちょっとグタグタになってもそこが面白かった。相変わらず大月さんはトークがうまく宴会部長って言ってたなと思いだしたり。コニーと片岡さんと内田さんによりバチコンブラザーズネタをみて、あーこういう感じと懐かしく切なくなる。ニコニコそれをみているコヒさんがいて、笹野さんがいて・・・ あぁ幸せ。 オンシアター自由劇場をみて、夢中になって、JAZZをきいたり、ビッグバンドをみにいったり、本当に楽しい日々でした。舞台は何度もみて、あの舞台の歌もこの舞台の歌も、歌ってました。今ももしろん歌えます。バンスキングもティンゲルもピノッキオも!沢山幸せにしてくれてありがとう。懐かしくてうれしくて。私の青春もなかなかだったかもと思った。
ありがとう&大好き

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2010年9月13日 (月)

訪欧凱旋公演 義経千本桜

覚書。もう九月歌舞伎をみたのに・・・ とりあえず8月の覚書。

やっぱり行きました。新橋演舞場 八月花形歌舞伎。何度も何度も行く予定でしたが、普通の人?!くらいの観劇数に変更。じーっくりと見つめてきました。
第一部は、「訪欧凱旋公演 義経千本桜」。ロンドンでのスタイルに似た公演。今回は静御前が七之助くん。義経は勘太郎くん。この兄弟はうんまい。見事な静御前でした。姫の品格があるのがすごい。 海老蔵さんは、やはり狐言葉にちょっと違和感が。感情はよく伝わるのですがね。感情がわかりやすい川連法眼館よりも、鳥居前や道行の方がいいなぁ。わかりやすさよりも様式さがいい。花道を何も言わず入ってくるところの風格とか、かっこいい。 道行の景清の語りは迫力ありすぎって感じで面白い。もう狐味が全然ない型がいい。 鳥居前ではものすごい大男にみえました。顔も何もかもでっけぇ。成田やっ! ザ エビゾーショーといった感じの出ずっぱり。すごい体力と集中力だなあ。
1部は、若い人ががんばっているという枠を超えた 華がありました。

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八月花形歌舞伎 第二部

覚書

最初は「暗闇の丑松」幸四郎さんでみたときは、舞台が見えないほど暗く、暗闇すぎと思った印象が。
橋之助が、丑松を活き活きと演じていました。身体中からなにかがほとばしるような熱い男でした。幸な運命に翻弄される男女の姿を描いた長谷川伸の名作らしいですが、時代劇すぎるような。ここまで新歌舞伎になったのは、役者の力だと思う。母役の歌女之丞さんもよかった。でも、ストーリーがしっかりしすぎていて、歌舞伎特有の理屈じゃないところがあんまりなくて、苦界に売り飛ばされたつらさがストレートにこちらに伝わりすぎて、ぐったりしました。不幸すぎ。 お風呂屋での場面で風呂炊きの橋吾さんが、一息つかせてくれました。幸四郎さんの時には同様に、蝶十郎さんに救われたような。ありがとう。こういうので、どんどんお気に入りの役者さんが増えていきます。橘太郎さんもよかったなぁ。あの人がでてくると場が必ずよくなる。
そして、福助さんの「京鹿子娘道成寺」。二部も濃厚。福助さんの白拍子花子は、The福助でした。普段から、所作のやわらかさがきれいだなぁと思っていました。今までみてきた、きりっとした道成寺とは異なり、柔らかく感じました。 役者によって雰囲気が変わるのが面白い。押し戻しは、海老蔵さん。

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東海道四谷怪談

覚書

新橋演舞場 八月花形歌舞伎 第三部は、東海道四谷怪談。 すこぶる面白かった。花形ではないみたい。大人の歌舞伎のよう。お岩さんの独り舞台は、客席がしずまりかえって集中した舞台でした。さすが。 驚いた。
勘太郎さん初役のお岩。なんでしょう、このうまさ。台詞のいい方といい、間合いといい、もう勘三郎さんそのもの。声まで似てる。最初のうちは、台詞を聞くたび「似てる」とつぶやいちゃった。丁寧に丁寧にお岩さんを演じているのですが、なぞっているようなところはなく、満喫させてもらいました。うまいのに、次に演じる機会があったらもっとうまくなるような予感をさせるところがまたすごい。あんなに、シーンとした舞台はあまりみたことがない。
海老蔵伊右衛門の「悪」はすごかった。心ないこと この上ない。ヒエーと言ってしまうことをぬけぬけとやる。2枚目だから全て許されるのだと堂々としている。この荒唐無稽さがいい。ちょこまかと伊右衛門にたかる秋山氏とかの人間味と対照的な極悪非道ぶり。伊藤の御屋敷もぬけぬけと図々しいことを言ってくるのもすごい。全体的にエーっていうことばっかりなのだけど、そういうことを気にしなくても構わない歌舞伎の風がビュービュー吹いていました。勘太郎七之助兄弟のうまいこと。この2人の場面は、ぐっとしまりました。がんばれ獅童。 海老蔵伊右衛門がつまようじを飛ばすとこが、気に入りました。つまようじを飛ばしてかっこいいってどういうこと?! 全体的に暗い舞台。ろうそくのような光の中、白塗りがとてもきれいにみえた。芝居小屋の時代はこういう顔色にみえたのかなと考えた。 
妻がいる武士に、孫娘かわいさに平気で残酷なことを頼む(さっき渡した薬は家に伝わる妙薬でなく、面体をくずす薬。面体くずれた妻を離縁し、孫娘をもらってくれ!?)のは家橘。ぬけぬけというのがしっくりきてました。とにかく悪者が多いので、気持ちよくお岩さまに加勢できます。 
お岩さまにたたられ、さすがに顔色が悪くなる海老蔵 伊右衛門。弱々しく手をあわせるところに、与茂七 勘太郎登場。かっこいい!仇討ちと名乗られると「討ったら かえり討ちだぞ」と怒鳴るところが面白かった。えーあんなに弱ってたのに。無茶苦茶な強さがお似合いでした。 最後の与茂七 勘太郎と、海老蔵 伊右衛門はきれいでした。白い雪の舞うなか、かっこよかった。 本日はこれぎりという唐突な終わり方も好き。ビバ歌舞伎。歌舞伎を堪能しました。

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2010年9月 3日 (金)

趣向の華

覚書

日本橋劇場に、第3回 趣向の華を観にいってきました。第2回の趣向の華の面白さにノックアウトされたたので。御曹司君たちが、面白くって仕方無かった。1年経って、彼らは格段に進歩していました。大人になっちゃっていて、しっかりうまくなっちゃってました。あのぎこちない面白さがもうなかったです。変な文句。
私は、昼の部の方を観賞。藤間勘十郎さんの相変わらず貫禄。若さをすぐ忘れちゃう。横のおさるが尾上青楓さんをみて、まんまとハマっているのがおかしかった。好きそうと思ったもの。
まずは、長唄「越後獅子」。袴姿でずらっと並んでの演奏。 三味線に尾上青楓さん。梅枝くん、萬太郎くん、種太郎くん、種之助くん、米吉くんと萬屋が並ぶ。男寅ちゃんと、大谷廣太郎くんも。唄は、龍之助くんに大谷廣松くん。太鼓は、亀寿さん。大鼓は勘十郎さん。立鼓が梅若玄祥さん、小鼓は亀三郎さん・新悟くん・梅丸くん。大太鼓などに壱太郎くん。他にも唄に杵屋さんや今藤さんちが加わる。 下ばっかりみて弾いている人や、どうどうと前をむいて演奏する人。面白かった。 役者さんは、子供のころから、こうやって一通りのお稽古をしているのね。本当に。すごいなあ。 去年の趣向の華で、すっかり心をつかまれた壱太郎くん。今年もやっぱり目がはなせません。ものすごく髪の量が多かったことにまで夢中になる。
次に、舞踊「春の鳥」。鴬に、渡邊愛子ちゃん。姫天王と沢山声がかかってました。恐ろしいほどの度胸にほれぼれ。大物だ。勘十郎さんの、東明流の三味線 東明吟苫という名前の披露でもあるらしい。どっしり頼もしかった。
続いて、 長唄演奏で「勧進帳」。三味線に勘十郎さん。大鼓は尾上青楓さん。立鼓が染五郎さんで、小鼓に新悟くんも。こちらは、大人版。うまい。当たり前にうまい。途中、弁慶と富樫の問答を、染五郎さんと尾上青楓さんが言葉でつなぐのが面白かった。迫力がありました。 染五郎さんにとって勧進帳といえば、弁慶=幸四郎さんなのだろうから、弁慶を語るのは貴重なのかもとか勝手に考えた。
最後に、袴歌舞伎「月花怨皿絵 怪談皿屋敷」。去年は、これで壱太郎くんブーム到来しました。いまだ衰えず。去年の猫の御霊で登場したときには、オバQのように愛らしかった。今年は、みんなうまくなっちゃってて・・・文句じゃないけど。花道の七三で止まる時も、あんまりたっぷり止まらずにあっさりしている様が、逆にかわいいと思ったりしました。 今年は、みなどうどうとしていました。変な楽しみ方をしている方が悪いのだけど。のびざかりなのだなあ。 
萩原新之丞の梅枝くんと、お菊の壱太郎くんはいいなずけ。悪者(盗賊)の観音久次である亀三郎に騙されて、お菊がひどい目にあい殺される。壱太郎くんは、御霊になって梅枝くんを助ける。というような話。亀三郎さんの悪者が悪すぎ。本当に悪いのかうまいのか。ふてぶてしすぎるのだもの。梅枝くんは相変わらずうますぎ。奴の萬太郎、ものすごくうまくなりました。みごとな兄弟。主役の壱太郎くんは、相変わらず私にとって魅力的でした。かわいいオバQちゃん。話は、ちょっとグダついたところもあるけど、オバQちゃんの活躍とか、見どころ沢山でした。
趣向の華のもうひとつのみどころは、劇場にいらしている親御さん方です。ロビーに富十郎さんとか歌六さん・時蔵さん・彌十郎とかがいらしてあいさつをしているのをみて喜んでいました。はしっこに座ってホクホクしながらお弁当を食べていたら横に富十郎さんがいらして、おさるの隣にチョコンとお座りになられました。え!みなさまあいさつにみえました。そりゃ私達にではないけれども。恐れおおいような不思議な気分でした。彌十郎の挨拶が、一等丁寧でした。歌六さんと富十郎さんに挟まれて、お弁当を食べるなんて。もう生涯でこんなことないだろうなあ。

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2010年9月 2日 (木)

音の会

覚書。

国立劇場に、第12回音の会を観にいってきました。2回目の音の会。こういうものを聴きに(観に)行くのは、通っぽいなあ。あくまでも「っぽい」だけですが。とても面白かった。音はかっこいい。
まず、長唄「安宅の松」。長唄は、鳥羽屋里長社中。
続いて、長唄「静と知盛」。こちらの長唄は、尾上菊五郎劇団音楽部。こちらの方が親近感が。勝手に親近感をもって観る。
最後に、舞踊「義経千本桜 道行初音旅」。これが一番のお楽しみ。佐藤四郎兵衛忠信 実は 源九郎狐が市川新十郎丈なので。しかも義太夫の三味線に豊澤長一郎さんが御出演!ゴールデン!!
新十郎さんの源九郎狐は、隅々まで気を配っていました。花道がなかったので最後の狐六法はありませんでしたが、最後に さぁと 静御前に先を促すところグッグッと指を出すところの型がとてもきれいだった。印象的でした。大きくはないのですが、動きがきれいでした。静御前は京蔵さん。後見の左字郎さんがほっそりしていて、やや驚く。このところ義経千本桜づいています。人ごとにいろんな源九郎狐があって、なかなか面白い。しっかりと型の上にあって、かつ個性があるというところがいい。 義太夫の音も格好よかった。おまけに、見目麗しい。

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巡業・松竹大歌舞伎

覚書。
まずは厚木市文化会館に、公文協中央コースの松竹大歌舞伎を観に行ってきました。ひさびさの音羽屋。菊五郎さんの一座。
まずは、時蔵さん一家の「廓三番叟」。もう、イヤになっちゃうほどうまい一家。若いのにうまい梅枝・萬太郎兄弟でありました。
次に、菊五郎さんが つくり阿呆の一條大蔵卿。キュートでした。いやん。アホが似合いすぎちゃうの。うまいからだけどね。
最後にお楽しみの「棒しばり」。これはとても好きな演目。その上、菊之助・松緑コンビなので、もうどんなに期待しすぎても、裏切られる事なし! 太郎冠者と次郎冠者は、主の留守ともなれば、いかにして一杯飲むかを生きがい?!にしているような2人。障害があれば(縛られたら)あるほど、余計飲みたくなるのでござるよ。主は、酒呑みの気持ちがわかってないのう。 あっ 呑めそうで呑めない とか、まんまと呑んだ とか、そういう仕草がキュートでした。 どんどん酔っていく様の現し方が、松緑さんと菊之助さんで違いがある。 ああ、松緑さんが酔うとこんな感じなのね・・・ 菊之助さんは、実生活の香りを出したくなさそうだから、あえて自分じゃない酔い方で表現していたりして、色いろ楽しみました。 すこぶる楽しかった。 1日2公演の時には、太郎冠者と次郎冠者を入れ替えて演じていらっしゃるそうです。すごいなぁ。 

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2010年9月 1日 (水)

新学期

新学期がはじまりました。学生じゃないけれど。 また、覚書をつけはじめます。

8月は長いようなあっという間のようなひと月でした。
親が病気になるなんて思わずに生きてきたので、大層びっくりしました。理屈では、そういう可能性があるとわかっていたつもりでいても、全くわかっていませんでした。無事に退院してきたので、落ち着きました。あぁよかった。とっても嬉しい。まだ 痩せちゃったままで、本調子ではないけれど、家にいるので安心。 入院中は、毎日1時間くらい父と話をしていました。これは普段よりも話をしているかもと思った。口から食物を摂取することのすごさもよくわかった。未来の世界でも、錠剤3コで食事を済ますなんて日は こないと思う。それでは、頭が働かないのである。栄養がとれても、口から味わって食べることが、どんなに大切なのか知りました。
自分も病気になる可能性があるのね。もちろん親の身にもその可能性がある。 今回、周囲のやさしさに心が暖かくなったり、普通に暮らすってことの幸せをかみしめたりしました。 「普通」のありがたさを忘れないようにしよう。 ブーブー文句なんか、もう言わないのだ。

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