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2010年9月 2日 (木)

巡業・松竹大歌舞伎

覚書。
まずは厚木市文化会館に、公文協中央コースの松竹大歌舞伎を観に行ってきました。ひさびさの音羽屋。菊五郎さんの一座。
まずは、時蔵さん一家の「廓三番叟」。もう、イヤになっちゃうほどうまい一家。若いのにうまい梅枝・萬太郎兄弟でありました。
次に、菊五郎さんが つくり阿呆の一條大蔵卿。キュートでした。いやん。アホが似合いすぎちゃうの。うまいからだけどね。
最後にお楽しみの「棒しばり」。これはとても好きな演目。その上、菊之助・松緑コンビなので、もうどんなに期待しすぎても、裏切られる事なし! 太郎冠者と次郎冠者は、主の留守ともなれば、いかにして一杯飲むかを生きがい?!にしているような2人。障害があれば(縛られたら)あるほど、余計飲みたくなるのでござるよ。主は、酒呑みの気持ちがわかってないのう。 あっ 呑めそうで呑めない とか、まんまと呑んだ とか、そういう仕草がキュートでした。 どんどん酔っていく様の現し方が、松緑さんと菊之助さんで違いがある。 ああ、松緑さんが酔うとこんな感じなのね・・・ 菊之助さんは、実生活の香りを出したくなさそうだから、あえて自分じゃない酔い方で表現していたりして、色いろ楽しみました。 すこぶる楽しかった。 1日2公演の時には、太郎冠者と次郎冠者を入れ替えて演じていらっしゃるそうです。すごいなぁ。 

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