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2010年10月22日 (金)

進行中

先日、友に連れられ青山のスパイラル・ガーデンにて開催していた ミナ ペルホネンの展覧会「進行中」をみてきました。今年はミナ ペルホネン創立15周年だそうです。おめでとうございます。
友がここの洋服を溺愛していて、その溺愛ぶりを実感しに行く。そしてどれだけ愛しているかを目の当たりにしてきました。愛があふれすぎなほどでした。
名ガイドを独りじめして、贅沢に鑑賞。ひとつづつの作品の前で、皆川さんの思い入れを教えてもらうという鑑賞。勉強した知識を、私のために惜しげもなく披露してくれました。
説明がなくとも、みただけで そのすごさ・細かさに圧倒され、かわいらしさにニッコリしてしまう服たち。 さらにミナ ペルホネン 皆川さんの熱い思いに感心しつつみる。 技術をもった職人さんの手を借りることにより、こんなに凝ったものができるのかと感心。
そのすばらしい職人技には、 人々が大量生産や、安価なものに走ることにより、すごい技術が引き継がれることなく、消えていってしまうという現実も知りました。 織・レース・刺繍 いろいろなすごい技術者に、ミナ ペルホネンが高度で緻密な要求をする。その勝負のような工程を経て、できた作品はキラキラしていました。丁寧にみながら、こういう大事なことをなくしていいのだろうかと疑問に思う。
気の遠くなるような工程を経て、造られたものたちなのだなあ。同一の卵型に揃えられた沢山のテキスタイルが重ねられ、青海波のように並べられた小部屋がかわいらしかった。とても沢山の色が使われたその部屋は、派手とは違う迫力があった。あったかくて、想いのこもった空間。
服や写真 布やバックなどだけでなく、作品が生まれるまで何度も何度も書いたスケッチや、業者とやりとしたメモのような、普通絶対にプロがみせてくれることのない宝物が展示されていました。太っ腹。 そして、一つの作品が生まれるのに、どれだけ力を注ぎ込んだのだろうと気が遠くなった。
「進行中」というタイトルがいい。 まだまだって自分の可能性に貪欲なところ。  「物を書くときには、締め切りがなければ一生書きなおしていると思う」というような事を言った、マツコ・デラックスの言葉を思い出した。 minaでマツコ・デラックスを思うのも変だけどね。この言葉 結構印象深かったので。中途半端を嫌悪しているところにガツンときた。 プロ意識をみました。

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