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2010年11月 5日 (金)

20周年記念展 美の潮流

岡村桂三郎さんの作品が出ていると知り、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催の 五島記念文化財団「20周年記念展 美の潮流」にいってきました。
東京急行電鉄株式会社 元取締役会長 故・五島昇さんの遺志を継承して設立された財団だそうです。歴代の《五島記念文化賞・美術新人賞》受賞者たちの現況を、無料でご紹介するものだそうです。太っぱら。
これ、無料でいいの?という濃厚な作品40点近く。
手塚愛子さんの作品。庭園美術館でみたステッチ・バイ・ステッチ〜針と糸 のときの人だ。既存の布から赤と青の糸を抜いて、その糸で刺繍してある。発想のすごさ。
長沢明の「オオトラⅡ」も格好よかった。菅原健彦の「雷龍図(部分)2009」や、柳沢正人の「地の鼓動 キラウェア」などキャンパスが板のような質感のものが、好き。こういう作品はいろいろ創られているのだなぁと思いつつ、角をまがると岡村桂三郎さんの作品が!
もう全然違う。個人の好みの問題だけど、もう桁違いに格好いい。奇をてらうわけでなく、作品の素材にこめられた意味も必要としない。どっしりとした作品。高さは3メートルくらいあるように感じた。大きい。近くでみるとあの鱗のような不思議な肌感。はなれてみると、また違ってみえる。目のするどさも異なる。人じゃないあのまなざしがいい。
岡村桂三郎さんの作品は「五部浄09-2」と「百鬼09-2」。怖いような、のぞかれているような、みてはいけないもののような、見ずにはいられないような不思議な世界。みにきてよかった。
ヤノベケンジの「プロジェクト・ドキュメント2003-2010」も、ふーんと関心しつつ面白くみる。小部屋からでると 大きな岡村桂三郎さんの作品がドーンと目にとびこんでくる。うーん格好いい。近くによってみている人もふくめて作品が面白い。大きな樹に動物が擦り寄っているような、大きな存在感がある。
ほかの作品もとても面白かった。さすが。

樺山祐和、島 剛、柳沢正人、滝口和男、松井紫朗、坂本幸重、松本秋則、ヤノベケンジ、岡村桂三郎、土屋公雄、神内康年、袴田京太朗、菅原健彦、扇田克也、河合里佳、柳幸典、河嶋淳司、古伏脇司、東島毅、長沢明、長橋秀樹、小林良一、奥窪聖美、武田州左、石田瑞夫、木村太陽、吉田有紀、中村桂子、清野圭一、福本双紅、中田秀人、平田五郎、土田俊介、高橋匡太、周防絵美子、三瀬夏之介、石田尚志、吉賀伸、鬼頭健吾、梶井照陰、手塚愛子

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