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2010年12月21日 (火)

『ちょっと変わった守護天使』

山崎マキコの『ちょっと変わった守護天使』(文春文庫)を読む。読むと必ず、底力のわいてくる山崎マキコの本。肉食女子と草食男子などという 今ドキな くくりはしたくないのですが、そんな感じの風変りな組み合わせ。
職場や友達に対する強気な猛者タイプは、意外とダメージに弱い。逆に外にはぼんやりに映るような 優しすぎる弱気なタイプは、マイペースでぐいぐい生きている。そういうものではないでしょうか。
バリバリと一線で働いてきた本宮つぐみ。恋(不倫)と第一線で戦う職場を一気になくす。今までの戦いっぷりから考えると、御隠居のような気分で働く。部署が変わっただけなのですが。 そこで出会うメガネ男子の桜井くん。年下くん。頼りないと思いつつも、なぜかキャンプにいくことになり、同棲することになり・・・巻き込まれるように桜井ライフの渦に巻き込まれていく。もう!っと思って怒ってばかりいても、うるさいと思っていた御小言のようなものが無いと寂しく感じたり。なくしてはじめて気がついたり。ちゃんと素直になれたり。
ぐちゃぐちゃドロドロを潜り抜け、まぎれもなく「この人が私の大事なひと」って気がつくのをみるのはなんともいえずいい。 (あやかりたい。)

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