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2011年1月 4日 (火)

最後の忠臣蔵

「最後の忠臣蔵」をみてきました。拙宅近くの映画館にはめずらしく1/4くらい人がはいっていました。年配の方ばかりなり。
赤穂浪士討ち入りの後。生きるという命をうけた男の武士としての生き方。余計な説明をしない男の生き方に武士をみました。最後の花道として「死」がある姿は、今の生ぬるい現代人からみると、どうしてもそれしかないのかと思ってしまう。
大石内蔵助の命により、寺坂吉右衛門(佐藤浩市)は、真実を後世に伝え、浪士の遺族を援助する。それに16年もの年月を費やす。彼は、何もなしえていないという思いを背負いつつも、この使命の意味をひとつひとつ考える。これから、忠臣蔵の七段目の平右衛門とおかるのじゃらじゃらじゃらつきあって・・のくだりをみたときに、お供を許されたあとの彼の人生は・・と考えてしまうかもしれない。
内蔵助の隠し子を託されたのは、瀬尾孫左衛門(役所広司)。素性をあかすことなく、立場を重んじ、守りぬく。昨今の映画に欠かせない派手な爆発など一切不要の、肝でみせる男。まござ、これが武士なのね。可音(桜庭ななみ)、好演でした。微妙な心を16らしく演じていました。もう、2人の物語のようでした。天下の豪商、茶屋四郎次郎の地味そうで豪商というのがきいてました。きいていたといえば、人形浄瑠璃。「曽根崎心中」。お初・徳平衛の形とは違うのですが、説明のいらない想いが重なってよかった。最後のテロップの桐竹勘十郎という文字をみて、うれしくなった。
大石内蔵助には、仁左衛門さん。この人の命ならと思わせる器でした。かっこいい。

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