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2011年1月13日 (木)

『阪急電車』

有川浩の『阪急電車』(幻冬舎文庫)を読む。
去年、ニノのドラマ!と熱心にみていた「フリーター、家を買う。」完了記念に読んでみようと思って読む。 有川浩は男性で、しかも実話だと思っていました。一個もあっていなかった。 初の有川浩作品と思っていたが、『レインツリーの国』 (新潮文庫)がわたくしの本棚にはいってました。この人だったのね!
さて、本題。名作。
宝塚と西宮北口 間を走る電車。阪急電車今津線。ひと駅進む毎に、ストーリーがある。ああ、もう着いちゃうと思ったら、「そして、折り返し。」となるのがニクイ。さっきのあの娘があの人がとリンクするのもニクイ。うまい展開だなぁ。
まっとうが全編を通じている。芯があるかないかが大切。そうそうそうと、うなづきつつ、ジーンとしたり ハッとしたり、ほんわかした恋があったり。恋っていいな。
枯れ草がワラビと判断できるのも、死ぬような想いを討ち入りという恨みであれ強さに持って行ったのも、行きずりの人として相手の心の奥にあるに真実を見て 毅然として告げたり、そういう人からの声を「だってしょうがない」ですまさずちゃんと聞く。ギリギリ自分を保ち顔をあげ、背筋を伸ばす少女に 一人の人と扱いカッコよかったわと声をかける。 どれもこれも心に響きグワングワン心の鐘をならしましたことよ。
「だってしょうがない」ですましていたことを、ちゃんと聞く。ちゃんと考えてみる。いいわけないってわかっているのは誰よりも自分だから。
堂々と生きていきたいものであります。
解説は、児玉清さん。めっちゃと書くとは思わなかった。好きになりそう。
有川浩さん、好きになりました。いっぱい読みたい!!

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コメント

恋っていいな、っていう気持ちを大事に☆
私としては『クジラの彼』がオススメです(自衛隊好きなんで)。
小劇場好きなら絶対『シアター!』です。
『図書館戦争』も面白いよ。貸すよ(ハードカバーだから)。
ベタで何が悪い!!って感じです。

投稿: noppy | 2011年1月14日 (金) 00時45分

こんにちは。ニノ君の「フリーター・」見てました。うつ病の描き方がとかいわれたらしいけれど、すごくよかったので、読みたいなーと思っていました。こんど探して読んでみまーす。
ところで、万之介さん、残念でしたね。ご冥福祈ります。

投稿: ginsuisen | 2011年1月15日 (土) 11時27分

ヘロー noppy☆

はーい。今年の合言葉にしましょう。
「恋って」
「いいな」
いつ使うのか・・・

おすすめ読みます!
甘えておかりしたい。
ベタじゃダメですか。
二位じやダメですか。
海は死にますか。
山は死にますか。

おあとがよろしいようで・・・

投稿: マイチィ☆ | 2011年1月16日 (日) 00時58分

こんばんは、ginsuisenさん。

今年もよろしくお願いします。
役者ニノのうまさにぞっこんです。
ニノがでてたら、かかさずみます。
フリーターもよかったですね。本のほうも読んでみたいです。私は文庫待ちなので時間がかかりそうです。


訃報に、とても驚きました。
今まで、沢山の舞台をみることができて幸せでしたね。折にふれ思い出し、さみしくなってしまうことでしょう。ご冥福をお祈り致します。

投稿: マイチィ☆ | 2011年1月16日 (日) 01時07分

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