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2011年1月29日 (土)

『ウォッチメイカー 下』

引き続き読む。『ウォッチメイカー 下』ジェフリー・ディーヴァー(池田真紀子 訳)文春文庫。
震撼 実ハ 驚愕。
なんてこった。  えぇ、と驚く。と思うとまた、えぇ。そして、えぇ。 あー面白かった。よくできているなぁ。911というのは、世界中を驚かせたけれど、アメリカに住む人に与えた影響の大きいことをまた感じる。 忘れることができない事は起きる。そして時が経ち人の記憶から薄れていってしまう。 アメリカにとっての911は、いまだ薄れず、色濃いようだ。
テロでも殺人でも人は死ぬ。とにかく犯罪をくいとめる。手をくだした奴を逃がさない。サックスや、ライムの正義   彼らは、聞き込みをかさね、コツコツと地道に執念深く事件を追う刑事達とはことなる。すばらしい判断能力を持つ。最新の技術を駆使し、権力も持っている。現場100回という泥くさいものではないのだけど、気合は同じである。こういう世界もあるのだな。
父にこんな怖い本を買うなんて文句を言ったのだが、とても面白かった。ちぇっ。訂正しておかねば。 最後の1章。惚れました。ここがあるのとないのとでは、大違い。 構成力のすばらしさに驚いたけど、ここが一番心に残った。
解説は、児玉清。清も好きになりました。また、「めっちゃ」というワードを使用。それが清の遊び心? とても待ちきれないと原書で読んでいらっしゃるそうです。そして、池田真紀子さんがいかに名訳か披露して下さいました(スカペッタも訳されている方でした)。 知的で素敵なおじさまです。あなたの勧める本ならなんでも信用します(でも小さい本しか読まないの)。
なんと、シリーズものだったらしい。どの1冊を取り上げて読んでも完了するようになっているので影響はない。 清が言ってました。「この本の面白さにしびれを感じたら、前6冊の宝が待っているのだから、あなたはラッキーこの上ない。」と。 気になるシリーズです。

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