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2011年3月 2日 (水)

『今朝の春』

みをつくし料理帖シリーズ 第四弾、髙田郁『今朝の春』(ハルキ文庫)を読む。おいしそうな料理と、せつない恋と、人として凛とした生き方とと満載の一冊。迷ったときも、一途に料理に懸ける気持ちを思い出し、なんとか前をむこうとする。なんてえらいのでしょう。
寒い日の鍋は、たまらないごちそうというくだりで、「男伊達より小鍋立て」なんて言葉もでてくる。ニクイなぁとにやりとしたり、澪や美緒さんや、おりょうさんの心に一緒に切なくなったり。おいしい料理が救うすばらしさ。おいしいってことの持つ力を、きちんと組みとれる人でありたい。食を大事にしない人にはわからない機微かもしれない。お料理できないけれど、おいしいものの力を教えてくれた両親に感謝。
この本は、心のごちそうです。

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