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2011年6月21日 (火)

『図書館戦争』

祝文庫化。有川浩の『図書館戦争』(角川文庫)を再読。
この本はちょっと照れるくらいの恋愛模様で、なかなかの台詞が飛び交う。悪くない。
再読してあらためて思ったのは「正論」とのつきあい方。この本の登場人物達は、とかく正論を振りかざす。だが、正しければいいのかという問題提起もきちんとしている。正しければ何を言ってもいいわけではない。正しくても聞く耳を持てぬときもある。権利を振りかざすとか、人の気持ちをわからずに 気がつかずに自分が言葉の暴力をふるっているかもしれないこととか、ものすごくまじめなことを ちゃんと考えてみたりできる本だ。何はともあれ、すごく面白い。
「ちゃんと自分の仕事をする」ということに気づいたところに、ドキっとした。
 ” この仕事よりあの仕事がよかったと駄々を捏ねるのはそれこそ子供のわがままだ。 自分の仕事をこなせない奴が自分を信用しろと主張する権利はない。 噛みつくのは自分の仕事をこなしてからだ。  ”
ここを読んでハっとした。これ、すごく大切なことだ。他人をみていて、こう思う時がある。自分は大丈夫か。人にいわれても聞く耳がもてなさそう。結局、自分で気づくしかないのだ。

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