国立劇場 鑑賞教室「河連法眼館」 & 程ほどの大切さ
一昨日は、演舞場7月公演 ゴールド会員優先発売日。お休みして切符とっちゃった。歯医者に検診に行ったり、平日昼間にしかできない手続きをしたり。
夜のもうひとつのイベントまで時間ができたので、行ってきました。国立劇場 鑑賞教室。6月7月と義経千本桜を上演。6月は翫雀さん・壱太郎くん。河連法眼館の場。 歌舞伎も見方は壱太郎くんの担当。巳之助くん、隼人くんが鳥居前を演じてみせるなど、とても考えていることが伝わりました。とにかく、若者も出ているんだよと、観に来ている高校生と同世代の役者もいるのだよというところがアピールしたいようです。そして、隼人くんが17歳と言ったときの客席の高校生の反応がよくって驚きました。壱太郎くんのまじめさと、面倒見のよさを、お父さんに似ているのかなぁと思いつつ、微笑みつつみる。
翫雀さんの狐は、子狐度が高かったです。かわいらしかった。 壱太郎くんの静御前は少し現代っぽかったかも。動きが少し早い。丁寧に演じていてみていて気持ちがいい。
終演後や休憩のときに大騒ぎして話している学生諸君のおしゃべりが面白い。やっぱり、寝ている子も多いのだけどね。「で、狐はいったい誰だったの?」っているのがおかしかった。
国立から鼻歌うたいながら溜池山王 ANAインターコンチネンタル東京へ。国会議事堂とか首相官邸とかのあたりを通ったらあっという間に到着。 おさると待ち合わせして36階の小粋なバーでこの夏のお楽しみ予定の相談会合。ホテルの25周年記念のお得なプランを発見。そして酒に飲まれました。翌日の夕方まで最悪でした。夜にやっと治ってきました。程ほどということを学びたいです。
だってね、通していただいた窓側の席は正面に国会議事堂。権力のにおいがしますぅとデカワンコ的に喜ぶ。次第にキラキラしてくる夜景がきれい。飲み物は、香りがいいよう考えられたグラスでサーブされ、お料理もおいしい。フリードリンクなのがニクイ。すばらしいタイミングで、そっと次のドリンクを聞いてくれるというプロの接客。ついつい杯を重ねてしまいました。あぁ。
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