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2011年7月22日 (金)

さや侍

先週、トーホーシネマズディに映画をみてきました。さや侍。いい映画で、驚いちゃった。
時代劇というので、一応みておかなくっちゃと思い 映画館へ足を運びました。 予告編でよく流れていた①刀を持たない侍 ②若殿を笑わせることができないと切腹 という予備知識。 うっかりしていると内容をたれ流すテレビに気をつけました。
面白かった。 役者は、しっかりしている。豪華すぎない。 なぜ、刀を持たないという道に至ったのか。この描き方がしんみりよかった。 侍が人を笑わせる おろかな振る舞いをするということがとれだけ屈辱的な時代であったか、ちょんまげの世の中の社会の常識というものが、ちゃんと前提にある映画であった。
1日1芸、鞘だけを持つ侍 野見勘十郎が、若殿を笑わせるために挑む。 その方法は地道だったり、突拍子もなかったり。 ありえなさとの かねあいがとてもいい。
若殿を笑わせなければ切腹という事態におちいった ぼろぼろの侍 とその娘 という親子だけでなく、笑わない若殿と その父である殿という親子。 言葉にしない親子の相手を思う気持ちを静かに じわっと感じる。
毎日 ひたむきにしずかに挑む さや侍 野見勘十郎、毎日 側にいる番卒(板尾創路と柄本時生)、周りで暮らす町の衆。 毎日をつみかさねることで人の持つようになる、愛情がよかった。
最後にはボロボロ泣かされました。 その懐に抱いていた大きな気持ち、そのまっとうさに参った。 どうして、この道にしかないのか と見ていた全員が思い、そして そこに至る思いを知り 圧倒された。 ああ、そういうことだったのかと素直に感動した。 あの人(松本人志)っていい人なんだなと思いました。
帰りみち、あーいい映画をみたなぁとホクホクした気分で帰った。

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