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2011年8月26日 (金)

濱田庄司スタイル展

先週末、花形歌舞伎 1部をみたあと 友人からいただいた招待券を持ち おさると一緒に汐留へ。 パナソニック電工 汐留ミュージアムにて「濱田庄司スタイル展 ~理想の暮らしを求めて~」を見てきました。
人間国宝 濱田庄司 の作品を展示するのではなく、彼の暮らしのスタイル 衣食住 の展示。その理想とするべき彼の生活は、小洒落た都会の便利な生活ではない。 自分の身の回りのものを自分でデザインする。 自分で創ったいいものと、誰かが大切にしてきたアンティークのいいものに囲まれた暮らし。 家の周りには、畑があり にわとりやヤギを飼う。
安いものじゃなくて いい器でおいしいものを食べる。 形あるものは壊れることもある。大事に使う。 うっかりすると忘れてしまいそうになる大事なことだなぁと思いながら鑑賞。 いい器が沢山ありました。 素敵な大皿だけど、うちに持って帰ったら これはものすごく大きいかもしれないわねと話ながらみる。 よくカレーを盛ったとコメントのある皿をみて、ちょっと足りないわねと言ったり。 お茶もおいしだろうなと思わせる急須や、これで飲んだらおいしいだろうなと思わせる酒器。 人間国宝の作品をあがめて見るというのではなく、心が贅沢になるような暮らしがしたいなぁと思いながら見る。 売店でレプリカをみて、本物とレプリカの差を思い知る。 違うとは思うけど、もう雲泥の差。月とスッポンです。
とりあえす安いもので とか、便利だから なんていうもので 今をしのぐのではなく、本当にいいものと一緒に暮らす。 物にあふれた(しかもそんなにいいものじゃない物)中にいる自分の暮らしと随分違う。   いつかは、そんな暮らしを!と思っているのだけど、何もしなければ一生このままだなぁ。 お片付け大の苦手だけど、重い腰をあげようかという気になった。(涼しくなったらね。)
この日はおさると、花形歌舞伎を1部をみて、濱田庄司さんの理想の暮らしをみて、日本橋三越でそれぞれ ワンピースを衝動買い。 その後、豪華な暑気払いに繰り出しました。お気に入りの全日空インターコンチネンタルホテルのMixx&ラウンシ゛。国会議事堂を見下ろしながら優雅においしいお食事とお酒をいただく。 ありゃりゃ。 シンプルライフに感心しつつも 道楽・物欲まみれになっていました。道は遠い。 

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