パラダイス・ウエスト ~松竹座 漫遊記~
どないなっとんねん!? ここはパラダイス・ウエスト。 大阪漫遊記 これでおしまい。
なぜ大阪に行くのか。そこに松竹座があるから。徒然と。
松竹座や、演舞場に行くと、あー歌舞伎座の舞台って広かったなぁと思います。
昼の部。 「猿翁十種の内 悪太郎」から。松羽目もの。悪太郎は右近さん。もっと身体の動きも声も余力がありそうで ややもったいないような気がする。軽快すぎてもったいないという不思議な感じ。
続いて「若き日の信長」。どうしてこんなに大佛次郎作品が続くのでしょう。 長唄と鳴りものがすごく面白かった。狂言では囃子方はないのでね。子供らを従え柿を食べ遊んでいる信長は、ものすごく大きく顔も大きくみえ、その後 老臣に注意される場では、急にほっそりしてみえた。顔も。 ちょっと違和感。諸々あっているのであろうか。 平手中務が命をかけて諭そうとした場面から舞台に集中できるようになりました。死をもって諫めるしかなかったのかと ようと、心の内を叫ぶところは染みました。 よかった。 もう少し違う風になるかなと思っていました。どこがどう違うのか自分でも よくわからないけれど。
昼の最後は河内山。團さまは、ムーミンのような悪党でした(愛嬌がね)。海老蔵さんは 松江出雲守。なぜか、信長よりもピリっとしてみえてよかった。
夜の部。 猿之助四十八撰の内「華果西遊記」右近さんの孫悟空、猿弥さんの猪八戒、弘太郎さんの沙悟浄。みごとに西遊記でした。三蔵法師の笑也さんが美しかった。蜘蛛の糸を景気よく投げてました。最前列でみたので 舞台の上で蜘蛛の糸を投げかけれたようにすごくきれいでした。実は妹蜘蛛の精の姉妹に笑三郎さんと春猿さん。隈を取り野太い声というのが珍しい。ちょっとマジックショー?的なところもありましたが楽しませることに特化した〝猿之助版〟という心いきを感じました。
歌舞伎十八番の内「勧進帳」と、「幸助餅」のワクワクぶりは別枠で。
来年の1月 松竹座 新春公演は なんといつもの我當さん・秀太郎さんちと、藤十郎さんとこそれに團十郎さんちだそうです。
成田屋贔屓的に、これから配分に頭を悩ませます。成田屋さんは10月御園座 11月博多座 12月日生劇場 1月松竹座・・・ 1月の東京は、演舞場に、浅草公会堂に、平成中村座に、国立劇場に・・・ うーむ。 1月は能楽堂で翁も観たい。うーむ。 暇な大富豪にならないと解決できない。
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