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2011年10月19日 (水)

『九つの、物語』

これも、夏に読んだ本。橋本紡の『九つの、物語』(集英社文庫)を読みました。
一つづつの物語が、九つ並ぶ。 最初の書き出しを読んで、兄の状況がスーっと心に浮かんだ。少しづつしのばせた言葉でつくるその空気がすごいなと思う。 思わせぶりでは興ざめになる。大学生の妹。その兄。注意深く普通の会話をするこの空気。 ありがたがらせようとせず、おしつけがましくなく、それでいて大事なことがみえるようになっている。
大学生の妹ゆきなが、兄の本棚から1冊抜いて読む間の物語。それが九つ並ぶ。 ゆきなが読む本を読んでみたくなった。この世は読みたい本だらけです。
兄の作る料理のおいしそうなこと。 おいしいものは家族をつなぐ。

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