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2011年10月28日 (金)

横浜トリエンナーレ・横浜美術館

先週末、訪れた横浜トリエンナーレ。4人で巡ってきました。
まずは、横浜美術館からスタート。ここの作品は、奇抜さがわかりやすく 言ったものがち感が強くて面白かった。 「インスタレーション」とつぶやきあいながら見学。
部屋の区切り事に、わかりやすく気が変わるのもいい。 普段の企画展では、横浜美術館は部屋の別れ目がはっきりしすぎていて 移動で気持ちが区切られるのが難点だと感じていましたが 今回には向いていると感じた。
お気にいりのメレット・オッペンハイムの『栗鼠』が真ん中に置いてある部屋。そのまわりには動物の作品を展示。特に池田学の細密画が面白く、4人で喰いついて鑑賞。実存の動物の見事な細密画の中に、どうしても本当にいるとは思えないものが混ざっている。これは本当にあるだのないだの言いつつじっくりみる。ヒョウザンクラゲは、横に描かれたプロペラ機が小さくみえるほどのおおきさ。いるわけないとおもいつつ、世界のどこかに実はいたりしてと思う。
湯本氏の妖怪コレクションも、細かく鑑賞。浮世絵だけでなく妖怪が出る邦画のポスター(美空ひばりや若山富三郎出演)まで展示。妙にポップな一反木綿や一つ目小僧のぬいぐるみもおいてある。あれは必要なのか。
部屋としての統一感は、ステンドグラスと巨大オルガンの展示がある部屋。いつもはダリのシュルレアリスムがある部屋。ステンドグラスはよくみると蝶の羽。色彩のバランスがすばらしい。デミアン・ハーストの作品。この部屋に弥勒菩薩の半跏思惟像がある。木製のその作品はなんと骸骨。きちんと半跏思惟の形状になっている。骨だけだと優雅さはない。仏像の骸骨という発想に驚く。
田中功起の作品は、何度もこれ作品よね?と確かめたくなる。展示室と展示室のスペースでつくる空間。ビルの冷暖房装置やくたびれた家具、床は養生。映像を数か所で上映。別の場面を映しあう。説明すればするほど?となるけど見ると面白い。
土俵くらいの大きさの場所に、ダイヤがぎっしり。この中に一つだけ本物がというコメントがいい。ウィルフレド・プリエトの作品。そうきくと、ワクワクしてみいってしまう。その横の壁一面にキラキラしているのは、冨井大裕『ゴールドフィンガー』近づくと画鋲をきちんと整列して留めているだけ。
行きつ戻りつ楽しんだのは岩崎貴宏の作品。望遠鏡を覘くと見える鉄塔や観覧車。それは遠くはなれた手すりや柱にちょこんとつくられたオブジェ。なんと髪の毛とほこりでできている。どこに設置してあるか探すのが楽しく、見知らぬ人と指差しあい 教えあったりするのも楽しかった。
会場をあとにするとき、燻製製造中のアートを発見。この環境で果たしてハムができるか だって。
横浜美術館は、なんだか派手で面白かった。

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