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2011年11月21日 (月)

第56回野村狂言座

先週、宝生能楽堂へ行ってきました。第56回野村狂言座。
「井杭」から。名古屋の井上靖浩さん・蒼大くんと、佐藤融さん。マイペースないぐいクンでした。佐藤融さんは登場時から迫力。橋がかりで「しかも上手」というせりふがきいていました。
「酢薑」石田師がはじかみ売り、万作師がす売り。この演目は言葉がさらさらと耳を流れていてしまうなぁと思っていましたが、今回は違いました。なるほど。そういう面白さなのかとやっとわかりました。無駄に大袈裟でないのに、ちゃんと言葉のもつ意味が頭にはいってくる。呼応の意味があるのがよくわかる。いまさらながら うまいなぁと思いました。 顔をみあわせて笑いあうところが、じわじわとよかった。このくらいのおかしさがいい。爆笑でなく、人をバカにしたものでもなく、おかしさがわいてきて笑う。 なるほどと感心して観た。
素囃子「黄鐘早舞」に続き「瓢の神」。久しぶりに演じられる演目だそうです。鉢叩きという、空也上人の流れをくんだ宗派。鉢や瓢をたたきながら念仏をとなえ托鉢するのだそうです。そして茶せんも売る。
鉢叩きとは、空也上人
萬斎師の鉢叩きの太郎は、石田師の瓢の神から、立派な瓢と衣をいただく。 もう鉢叩きはやめようと決め、暇ごいにおとずれた大明神で夢にでてきた神より賜る。ありがたやと念仏鉢叩連中 深田師を筆頭に7人をひきつれ踊り念仏をする。最後にいた萬斎師 念仏を唱える一派からは妙な緊張感も感じ、独特な雰囲気がでて面白かった。 その時代に、空也上人の踊り念仏をみているような古風な感じがして いいなぁと思う。
来年の狂言座も楽しみです。

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