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2011年11月 9日 (水)

『心星ひとつ―みをつくし料理帖』

夏に読んだ本。髙田郁の『心星ひとつ―みをつくし料理帖』(ハルキ文庫)を読みました。
みをつくし料理帖を愛読し、澪にも出てくるみんなにも、思い入れいっぱい。このシリーズを読んでいる人は誰しも、澪の包丁に惚れ、澪の恋を応援し、澪の苦渋の選択にとことん付き合おうと思っているに違いない。 しかし、今回の選択には ほおと参った。
人は、自分1人で生きている訳ではない。特に澪は、周りの人々に思いをかけ、思いをかけれれている結びつきが強い。 澪の恋焦がれる心も、目指す道もはっきりしているのに、それは何かを捨てなければならない。もうどうしたらいいのと 身もだえつつ読む。
これだけの覚悟をしているのだから、どの道を選んだとしても突き進んで欲しい。 でも薄情な自分を責め続けてもしまうのだろうな。真剣に生きている人にだけ、真剣に勝負してみる道が与えられるのだなとまぶしくもあった。
朋友のおちゃるが、自分の思う澪の進むべき道を私に熱く語ってくれた。新鮮ではっとした。

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