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2012年1月25日 (水)

『魏志痴人伝』

昨晩、おさるのお友達の新年会におよばれしてきました。なにやら緊張する。いつも話を聞いていて、他人とは思っていないのにもかかわらず。 人と会う前には、何も提供する話題のない人間だと、自らを卑下してしまう。なぜだか。 そして、話をしだすと みるみる緩和。楽ちい。 お酒の力も加速させる。 結果、すこぶる楽しかった。うふ。

古田新太の『魏志痴人伝』(MF文庫)を読む。 帯に「なぜ古田新太の周りにはあほうばかりが集うのだ!?」と書かれていた。 そんな生易しい奴らではなかった。うへー 濃いよ。
新太ちんの『柳に風』は、読み直したりするけど、これは無理かも。 キスでヤクザを倒す男、知っていますか?学ラン着たまま水浴びする人、知っていますか? 新太ちんの話なら濃いなりにも、驚きつつ やっぱり常人とは違うぜと そのすごさを気分よく読める。が、その知り合いとなると濃すぎる。なんせ、新太ちんが驚く人だから。
とはいえ、古田新太による読み物が出たらまた読んじゃうのであろうな。文庫に限るけど。
一重で鋭い目の男の知り合いは濃い。

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