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2012年2月 4日 (土)

中村勘九郎襲名披露 二月大歌舞伎 春興鏡獅子

新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子。襲名の中でも特に観るのを楽しみにしていた演目。
今までにみたどの春興鏡獅子とも違いました。不思議な感覚。
「『鏡獅子』は江戸城のお殿様の前という張りつめた空間で、一対一に近い形で踊る。見せる踊りではない。だから苦しいんです。」というインタビュー記事をよく読んでいったからかもしれない。
一つひとつの振りを丁寧にと踊っているのは、今までみた弥生全員にいえることだが、何かが違った。花を見るところでは、ちゃんと花を見る。朧月夜やほととぎすという歌詞では、きちんとホトトギスを見る。今何をしているか 何を表そうとしているか よく伝わった。 音によく乗って 踊っているというのとはちょっと異なる感じ。 殿の前にいる弥生の緊張感が伝わるというのははじめてだった。 
踊りの気迫がすごかった。圧倒。華やかでない訳ではない。静かな美しさだった。自分の感想がまだよく消化できていない。次に1階の近いところからじっくりみるので その時に よくみてみよう。
獅子になって現れたところからは、勢いがある。メリハリがきいいている。 かといって荒ぶる獅子というばかりでもない。同インタビュー記事に「 ただし、がむしゃらにやるものではない。毛も、やたらに振っていいものではありません。」と書かれていた。確かにそうだった。華がありきちっと決まる獅子だった。
獅子登場のところの 鳴りものの迫力も緊迫があって鋭く、ぴったりでした。
記事には「父は努力の天才です。僕も稽古量イコール自信につながると思っています。」と書かれていた。その努力が結果になっていた。弥生の踊りは、印象的だった。わからない。そしてそこが面白い。

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