西村京太郎ゴッコ その壱
師匠主催の会、第一回目を祝って大分の平和市民公園能楽堂に行ってきました。
大分に行くために、羽田から福岡へ飛行機でひとっ飛び。富士山の火口が綺麗に見えました。それからは地図を片手に窓にへばりつき眺める。瀬戸内海の小島がみえたと思う。多分。福岡につくと一面の雪景色。ええ!間違って札幌行きに乗ったかと思う程、街中真っ白でした。 福岡空港から博多へは地下鉄で。SuicaでOKでした。便利な世の中になったものよのぉ。博多でお弁当やら皮なし冷凍みかん”むかん”やらを購入。これが後で後悔の元になるとは・・・ 博多から大分へは、「ゆふいんの森号」に乗りました。3時間がちっとも長く感じなかった。先頭車両がホームに入ってくるとカメラ片手の人がわーっと集まってくる。みんなお楽しみの素敵な列車に乗るのねという気持ちが高まる。お弁当と荷物で手がいっぱいなので、私は降りるときに撮りました。 車内は木目を活かした古めかしくいい感じ。普通の列車より高い車体から窓の外を眺める。真っ白。トンネルを抜けなくてもそこは雪国。真っ白な眺めというのもいい。少し走ると雪はなくなってしまいました。途中の駅は、小さくて素朴。猫駅長とか居そうでいい。
座席前のポケットには車内案内が。えっ・・・ わっぱめし、かわいい。おいしそう。しまった!!こんな素敵なお弁当があるなら、あわてて駅弁なんて買うのではなかった。しまったと2人で大いにくやしがる。 友は口惜しやと切腹でもしそうなくやしがりかたでした。ハーブティーとかお野菜のクッキー、ロールケーキもある。おはぎも。 しまった!!冷凍みかんも買っちゃった。 ビールも一世と二世と2種類。スモークチーズとかハムとかソーセージとか、おつまみも充実。車内案内を見ているだけで30分位盛り上がりました。4両編成の電車、乗ったのは1両目。2両目は半分ビュッフェになっています。3両目は半分展望室に。大きな窓、木目をいかした手触りのいい机や台。チビッコ貸出用の運転手ジャケットもありました。ノートがあったので、ぬりえまでしました。友は次はわっぱめしをと書き残していました。乗務員のおねえさん達はきれいで親切。 列車は、滝がありますとアナウンスしスピードを緩めてくれる。 本日の記念にといって日付の入ったパネルをもって車内を周ってくれるとサービス満点。 私たちも膝に電車のパネルを乗せ、乗務員の女子用帽子と運転手帽子を借りて写真をとってもらいました。 おねえさんに「お帽子はかぶられますか?」と聞かれると、大人のおっさんも「はい、かぶります。」と元気に答え夫婦一緒に写真を撮ってもらったりしていました。満席の車内は、なごやかでほほえましい。いい電車でした。3時間あっという間。
到着が15分程遅れたので、大分駅からタクシーを飛ばして能楽堂へ。15分前に到着。のんびりした列車の旅から一転あくせく。 同じく横浜から大分に駆け付けた弟子連中と一緒に師匠の舞台を熱い想いで鑑賞しました。
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