岡村桂三郎展
岡村桂三郎展にいってきました。
久しぶりに展覧会の情報をみつけて大喜びでいってきました。コバヤシ画廊の階段をおりていくと・・・ドアの向こうにご本人のお姿が。びっくり。
会場には大きな作品が3点どーんとおいてある。 久しぶりにみる本物はすごい。 なんだかわからないものをじっとみる。 少しづつ形を現す何かをじっとみる。少し怖いような、不思議で、大げさで、深い。わけのわからないものを圧倒されながらみるのが、たまらなく楽しい。 かっこいい作品でした。 あの眼がたまらない。そしてちょっと怖い。
荘子の「逍遥遊篇」にでてくる架空の巨大な魚だということを教えていただきました。画廊の方にみせていただいた詩は難しいが不思議なイメージが沸いてくる。面白かった。 何だこれはとワクワクする。 じっと作品をみていたらイカロスの翼が頭に浮かんだ。が、詩をみせていただいてみてみると、落ちていくのではなく加速して飛び込んでいくのかなと感じた。ずっとみていたい不思議さが好き。
初めて、作品をみたのは、国立近代美術館での「モダン・パラダイス展」のとき。展の最後にあったあの作品に驚いた気持ちはよく覚えている。 なんだこれは。なんてかっこいい。そして作家が生きている!
今日は、岡村桂三郎さん御自身に少しお話していただきました。ドキドキしました。
いい日だ。
| 固定リンク
« 東京マラソン・勘九郎襲名 | トップページ | 踊 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント