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2012年4月27日 (金)

第58回野村狂言座

宝生能楽堂へ行ってきました。第58回野村狂言座。4月から新しい業務が増え、まだまだ見習い中のため大遅刻しつつ、走って向かう。職場から能楽堂まで、走って10分なので助かる。
最初の「飛越」は間にあわず。「折紙聟」の途中から鑑賞。途中なので、扉の近くでそっと観ていたこともあり、観ているこちらが落ち着かずしっかりと鑑賞できなかった。みる方もちゃんと整えてみないといけないなぁ。ちょっともったいなかった。少しでもみれてよかったけど。 聟と嫁がなんどもその場を立って、橋がかりの方まで行き言葉をかわす。さっと立ってさって動きさっと話しさっと戻る。一連の動きにちゃんと意味があってかつテンポがある。 おかしいだけじゃない力がいいなぁと思いました。(萬斎師・石田師・深田師・高野師)
休憩をはさみ、素囃子「男舞」。その後、「金岡」替之型で演じられるこの金岡に間にあってよかった。じっくりと鑑賞。
万作師が絵師 金岡。パンフレットを読み、金岡とは巨勢金岡の事と知りびっくり。今読んでいる写楽の本にもでてきました。名は文献に残るが、その作品は一切現存してはいない。あの金岡なのと思いつつ観る。そんなによくはわかっていないけれども。絵師としてあがった先でであった美しい女性に、のぼせて心がうつつとなり橋かがりを登場。笹を肩にかつぎ謡をうたいながら現れる。 妻は石田師。いつもよりも、全体的にかわいらしい雰囲気がしました。夢うつつな夫に対し、着飾り白粉を塗り紅をさせば私だってというところが、怖いよりもかわいらしさがあった。 ならばと絵筆を手に妻の顔に白を入れ、紅をさす。 うーん。あの方とは違う・・・と首をひねる。決してコミカルにならない。おかしさはあるが優雅でおおらかな空気が流れている。重厚なだけでなく、軽やかで、ふわっとしているところがある。単純な筋だからこそ、生きてくる空気がある。この演目は、前にもみているようです 私。でも、よくわかっていなかったと思う。今回は、ちょっと味わうことができました。何故大曲なのか、ぼんやりとだけれどもわかった。奥が深い。

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