« マウリッツハイス美術館展 | トップページ | 『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』 »

2012年7月10日 (火)

『ビブリア古書堂の事件手帖3~栞子さんと消えない絆~常』

趣向の華の切符発売日。久しぶりに電話で切符を取る。電話でとるのって大変。前は、こうして取っていたのね。すっかり忘れていました。 「おのえでございます」という応答の声を聞いた時はうれしかった。

美術館巡りをした日、帰り途におさると一緒に購入した三上延の『ビブリア古書堂の事件手帖3~栞子さんと消えない絆~常』(メディアワークス文庫)を読む。
古書店という職場で、うら若き女性がやたらと本を愛していて、するどいう視点で謎をとく。それだけでも好きなのに、そこにちょっと毒があるのがいい。 貴重な古書のため、何かを失ってでも欲しいと思う人の欲。 その描きかたがいい。
親からもらった本を愛するという血と、許せない思いがある。身近な1人の人をみているだけでもその奥にあるものはわからない。実は彼女は母とあっているという男がいる。疑惑を抱えたまますごすと、身近な人に与える影響がある。真実がすべて明らかにならばいいとは、思わない。疑うことで人に生まれる いがんだ気持ちは避けてとおれないけれど。毒がイヤな感じでない本。いいシリーズです。

|

« マウリッツハイス美術館展 | トップページ | 『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/81962/46305726

この記事へのトラックバック一覧です: 『ビブリア古書堂の事件手帖3~栞子さんと消えない絆~常』:

« マウリッツハイス美術館展 | トップページ | 『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』 »