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2012年7月19日 (木)

『チャンネルファンタズモ』

加藤 実秋の『チャンネルファンタズモ』 (角川文庫) を読む。モップガールにちょっと似た世界かも。小さな企業だけど、奮闘できる仲間との仕事は、なんだかんだいっていい。
チャンネルファンタズモは、オカルト専門のケーブルテレビ局。大企業の報道部のディレクターとして、スクープを我が手にしてきた百太郎の再就職先はオカルト専門局だった。生きていくためには仕方がない。でも一言言わずにはいられない。百太郎は、そんな男。
その職場で、レポーターとしてきっちり仕事をするミサ。オカルトマニアなので、くだらいとしか思えないネタに本気で飛び込む。あー仕事が楽しそうでいいなぁ。でも、彼女にも影の面がある。思いこみ激しくつっぱしるけど、とことんがんばる。この性格がかわいい。
元レディースのヘッドとか、設定がなんというかベタな感じ。人気番組名のパロディとしか思えない番組名も苦笑ぎみだか。イメージのケーブル局っぽさにあっている。職場は大きくなりすぎないほうが、みんなが何をやっているかぼんやりでもわかるし、一致団結して危機も乗り越えられそうでいいのかもなぁと思いながら読む。
事件の謎を解く物語だけど、結末が想像しやすい。謎よりも人物像を描く本だと思うのでノープロブレムです。

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