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2012年7月29日 (日)

第一回 千之会

中学1年生なのに、もう自分の勉強会をひらくなんて驚きです。浅草公会堂にて開催された「第一回 千之会」を観て参りました。
最初に、『正札附根元草摺』。千之助くんと、勘九郎さんが素踊りにて。千之助くん、しゃっきとして立派でした。じっとしている姿もキチっとしていた。勘九郎さんが踊ると、踊りに表情が出る。相手に渡すかんじもいい。うまい。そして素敵。
正札附根元草摺の後、御挨拶ということで、孝太郎さん・千之助くん・勘九郎さんが登場。孝太郎さんの御挨拶に、勘九郎さんに対し御自分の襲名の時、おにいさんの御病気の時という大変な時に申し訳ないしありがたいという挨拶があった。仁左衛門さんが病気の倒れられた平成5年の1月、ちょうど孝太郎さんが浅草公会堂でこの正札附根元草摺を踊ることになっていたそうです。その時に一番に相談にいったのが当時勘九郎さんだった勘三郎さんだそうです。励まされ、翌月の連獅子も一緒に踊って下さった。その演目を、同じ場所で千之助くんが踊らせていただくことに感慨深そうでした。続いてお話された勘九郎さんも、熱い想いを語り、2人に涙ぐまされました。どうして病気なんてものがあるのでしょう。闘病中の勘三郎さんも、この世の闘病中の方もよくなりますように。 ジーンとしている時、さいごに千之助くんの挨拶。この会が2回3回とずっと続けることができますよう自分でお祈りしちゃったりと、子供らしい一面もありほほえましかった。
続いて、『喜撰』。藤間勘十郎さんと孝太郎さん。最初に藤間勘十郎さんが登場。当たり前ですがうまい。踊っている役柄の雰囲気がふわっと出る。こんなにうまいと御自身で舞台に出られたらどうかしらと思ってしまう。でも藤間の宗家という要がいないのも困ってしまう。うーむお2人も素踊りでした。素踊りでも雰囲気がちゃんと出るのがすごい。
最後に、『供奴』。今度は拵えをした千之助くん。キビキビと、そして決めるところきちんと決めて、隅々まで気を張って踊っていました。決めた後少しふらついてしまうこともあったけれど、そこはまたかわいらしくみえた。沢山お稽古をして、力いっぱい向かった舞台。一生懸命だけでなく、見て面白かった。それは、堂々した様子で主役の器だったから。立派でした。

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