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2012年10月29日 (月)

ジェーン・エア

先日、日生劇場へいってきました。それは嵐が丘をみるため。開演にちょこっと間に合わず、「ヒースクリフ待っていてっ」と心の中でつぶやきながら小走りする。3分程遅れて入ると孤児院での場面のよう。ジェーンが、わたしは嘘付きですって札を首から下げられて怒られていました。あれ?どうしてジェーンが孤児院に?みなしごなのはヒースクリフの方では?あーなりほど。これは、よしながふみの大奥のように逆転しているという趣向なのね。ふむふむ・・ そんなはずはない。ん?そういえば、嵐が丘はキャサリン。これはジェーンと呼んでいるわ。
結論。ジェーン・エアは、ジェーン・エア。嵐が丘は嵐が丘。違うおはなしです。なんと、わたくしの観に行ったお芝居は、ジェーン・エアでした。びっくり。
うーん。松たかこさんの嵐が丘を観た気がする。舞台のセットも覚えてます。あれは、新橋演舞場であったのか。
というわけで、ジェーン・エア。 実は、当初 歌舞伎会のポイントかせぎ気分でした。すみません。これが、けっこう面白い。 舞台のセットも荒涼たる感じがよく、ヒースの丘(否 ヒースクリフ)の強く風が吹き何もない雰囲気がなかなか。 驚いたことにミュージカルでした。どんどんどんどん歌いあげる。松たかこの伸びる声は、すごく表情があり魅力的。感情が声によく乗っていて、あきさせない。どんどん引き込まれる。
久々に翻弄されました。こういう感情の動き忘れていたわ。会場の一番後ろ、かつ端っこの席だったのに、すごく集中してみました。そしてワクワクした。ワクワクていうよりハラハラ。最近、おちついてしまって人の恋の話をきいても、それはよかったのうとおばあちゃんが孫の話を聞くような気分できいていました。久しぶりに荒々しい気分がもどってきました。翻弄されてもよくってよ。
音楽は生のオーケストラでした。日生劇場は、上の方まで音がいい劇場です。古いといい音の気がします。感情は歌にするにかぎるわね。あれれ?ミュージカルってこんなに面白かったかしら。今なら、ラ・マンチャの男をみにいってしまいそうだわ(それは若干誇張すぎたけど)。

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