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2012年11月 1日 (木)

『新参者』

東野圭吾『新参者』(講談社)を読む。加賀恭一郎刑事が人形町を歩き回る。阿部ちゃんのドラマを思い返しつつ読む。ドラマからドラマチックさを削り(逆だけど)、派手さが抑えられた分 話が心に染み込んだ。阿部ちゃんて(加賀刑事って)こういう刑事だったのかと再確認。犯人をみつけること以外にも、刑事には救うことができる。ちょっとしたことで、気持ちがすれ違ってしまった人々。殺されてしまった彼女が戻ってくることはもうないけれど、加賀刑事がみつけた糸口は、傷ついた人の心に何かをあたえた。もとにはもどらなくても、前をむいていく気持ちをくれる。ごまかしたり、つじつまをあわせたりしない。とりつくろわない真実はキツイけど、生きていくのは絶対にこっちの方がいい。
ドラマをいろいろ思い出す。溝端順平はいないのね。黒木メイサも。いいドラマでした。でも、本はもっといいかも。

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