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2012年11月17日 (土)

『悶絶スパイラル』

三浦しをんの最新エッセイ『悶絶スパイラル』(新潮文庫)を読む。好き好き大好き。家族のあれこれとかがどうしてこんな風に面白く書けるのでしょう。愛すべきどうしようもなさ。自虐的でなく、見事なマイペースっぷりと感じることのできる匙加減がバツグンです。「我々は日曜日には、神宮球場へ行くんだよ?お父さんの誕生日だぞ。」という一声に、一家そろってしぶしぶ神宮球場へ行ったはずなのに、みな思い思いに楽しんでいらっしゃるのがすばらしい。水のようにビールをのんだり。食後だからと歯をみがいたり。
あとがきに、これでシリーズ完了とかかれていました。さみしい。このエッセイがなくなってしまったら、気になる御友人達の同行もわからなくなっちゃうではありませんか。バクチクの追っかけはどうなすのでしょう。マンガについての討論の様子も聞きたい。何らかの形で、この先も読みたいものです。
火宅にてヤモリのヤーさん、チッチッと鳴くというくだりもありました。現在、拙集合住宅宅は外壁修繕中。ベランダに物を置くこと禁止中のため、居間で植木と共に暮らしています。夜になると植木の方から、チッチッという音が・・・ヤーさんはウチにもいる!こういう共通点でもなぜだか嬉しい。
島根レンタカー温泉一人旅のくだりは、男らしくて素敵でした。どうどうと一人を謳歌。御立派。ビバしをん師匠。

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