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2012年11月13日 (火)

機械の眼 カメラとレンズ

東京都写真美術館に足を運ぶようになり、少しづつ作家(カメラマン?)を覚えてきたようです。以前の展示でみたことのある作品だなぁと思ったり。並べ方によって、何度みても面白い。
平成24年度東京都写真美術館コレクション展である「機械の眼 カメラとレンズ」をみました。 写美のコレクション展は、多くの著名なカメラマンの作品をみることができて面白い。9月にみた「自然の鉛筆 技法と表現」も写美コレクション展で面白かった。あのときは、作家ごとの点数が少なく、1点を選ぶのは難しいであろうなと感じた。今回は複数枚でている作家も多く、やはり何枚か続くと違いがよりわかりやすいと思った。
物を写すことができる写真。その現象を驚かせた後、写真における「表現と技法」を追求する。黎明期から現代までをテーマに分けて展示。そのテーマが、面白かった。下からみあげているようなアングルのもの。長時間露光。ブレ。ブレって言われるとありそうな区分だけれども、突然グラグラのものばかり集まっているコーナーが出てきて新鮮でした。顕微鏡や望遠鏡の視覚という想像できそうなもの、パン・フォーカスとディファレンシャル・フォーカスという説明を読んでもちょっとわからないものもありました。このぐらいの時代になると、耳にしたことのある有名なカメラマンの作品も増え、面白い。
カメラとレンズによってもたらされる視覚世界は、人間の眼とは似て「非」なるものというのが全体のテーマのようです。1人の作家を追うのもいいけれど、比較して観賞というのは面白い。
土門拳・木村伊兵衛や、植田正治に杉本博司や、奈良原一高、森山大道、篠山紀信など、日本のカメラマンのものが特に気になった。
展示出口のところに、小ぶりなジオラマがおかれていました。木村伊兵衛「板塀」展示中です。
テレビ東京「美の巨人たち」で、木村伊兵衛が「板塀」をどうしてこのアングルにしたかという解説がありました。(なぜ馬のしっぽだけを撮ったのか?その答えが今ひとつピンとこなかったけど。) その時に使われた「板塀」のジオラマだそうです。ジオラマで自分だけの「板塀」を撮ろう!という企画。面白い!

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