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2012年12月26日 (水)

『ロマンス小説の七日間 』

三浦しをん『ロマンス小説の七日間 』(角川文庫)を再読。すっかり忘れていて、新鮮に楽しむ。
いきなり、ハーレクィーンっぽいロマンス話。姫とか騎士とか民の暮らしを守るとか。海外翻訳を生業とする20代女子あかりが主人公だからでした。中世騎士と女領主の恋物語は、歯が浮くような設定だけどときめく。ヒストリカル・ロマンス小説というらしい。こういうのを目を輝かせて読んでいて頃もあったなぁ。同棲中の彼氏 神名は浮世ばなれして経済的には不安なのだけど、肝ったまがしっかりしていて魅力的。うまく小説にのせられてヤキモキしたりしながら、夢中になって読む。ちょっと乙女心をとりもどせた気すらしました。 若さいっぱいってことが、読んでいて恥ずかしくなるのでなく ドキドキさせるってスゴ技です。
三浦しをんの若いころの小説。新感覚恋愛小説!と変なくくりにされていることには疑問だけど、こういう小説を経て今の粋も甘いも・・というか影や残酷さも包む今の三浦しをんに至ったのだなぁとしみじみ思いました。

歌舞伎座新開場 あと97日

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コメント

行けてよかったですね。こんなに夢中にさせてくれた人は一生に何回もないのですもの。うちの娘も清志郎のお葬式にいきましたよ。今日もNYの中村座をTVが放映しています。うますぎますね、魅力がありすぎます。
どうぞ、よいお年を!

投稿: ginsuisen | 2012年12月30日 (日) 14時35分

どんなに好きなのか、よくわかりました。弔辞をきいて、その言葉を発した人もより好きになりました。
よいお年をおむかえください。

投稿: マイチィ☆ | 2012年12月31日 (月) 23時54分

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