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2013年2月 3日 (日)

『さくら』

節分。近所の神社の豆まきに行ってみようかなと思っていましたが、続けて休養。寝だめする。

『きいろいゾウ』、『あおい』を読んだら次はこれです。西加奈子の『さくら』(小学館文庫)を再読。あーこれものすごく好き。他にも西加奈子は何冊か読んだけれども、いまのとここれが一番好き。そうだったなぁと思い大切に読む。言葉にできない想いと、外への表し方についていろいろ考える。あー、いい本です。
個性がバラバラの家族。キラキラして自分の中にはない個性とか、わからなそうなのにすごく腑に落ちるところもある。家族は求めすぎたりがっかりしたりあきらめきれなかったり許せたり許せなかったり。思うとおりにはいかないけどいとおしい。大事にする仕方は人により違う。近くにいるものでも。家族でも。
調子よく進んでいた毎日が、ある日突然狂う。家族の誰が悪いのでもない。事故で奪われたものは、どうにもならない。とんでもなく重いのだけど、辛いのだけど、どうすることもできないのだけど、ずっと寄り添っていたいと思う家族がいる。苦しいのだけど、やっぱりこの本は、好き。

歌舞伎座新開場 あと58日

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