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2013年3月 7日 (木)

『ビブリア古書堂の事件手帖1~3』

先月も7日はお休みしました。歌舞伎座杮落四月公演の優先発売でした。美術館にいったりとプチ休暇を満喫。今日は五月公演の優先発売日でした。親孝行デーという名目で終日遊ぶ。一緒にアウトレットへ。父の誕生日のある月でしたので、ホテルで豪華なビュッフェの夕食をごちそうしてきました。満腹のおなかをさそりつつ帰宅。自分の方が楽しんだような。両親も喜んでいたので何よりです。

ビブリア古書堂の事件手帖4が発売になったので、その前に1~3を読み返す。三上 延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫) 栞子さんと奇妙な客人たち、2 栞子さんと謎めく日常、3 栞子さんと消えない絆。3冊ともけっこう細かく覚えていました。栞子さんは、たよりなくて守ってあげたい美人なのだけれど、本のことになると別人になる。深い知識とキレのある見解を示す。この本が魅力的なのは、その探索能力を恐ろしいと感じさせるところだと思う。あまりに出来すぎるもの、能力の高いものに、全て見透かされているような怖さを感じる。このうまさだと思う。有能な安楽椅子探偵・手足となる語り部の助手という典型的な組み合わせが、それだけにならずそこがいいとなる。
そうだ、この本を読んでみよう・読み返してみようと思ったのだったと思いながら楽しむ。次は、新刊です。楽しみ。

歌舞伎座新開場 あと26日

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