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2013年4月 1日 (月)

お花見

先日、上野で御散歩しながらお花見をしてきました。鶯谷の方から歩いてみました。イナムラショウゾウみたいなスイーツのお店があるあたりにもこじんまりとした桜並木があって大層キレイでした。上野はどっちかな?と歩いていいると寛永寺がありました。葵の御紋のついた荘厳なお寺。寛永2年に建立され、年号をとって寺号を「寛永寺」とし、京の都の鬼門を守る比叡山に対して、「東の比叡山」という意味で山号を「東叡山」としたそうです。
大河ドラマでもっくんが徳川慶喜を演じた際に、江戸を去る前に蟄居していたところという印象が強く、寛永寺=もっくんち と思ってしまいます。水戸退去の前に2か月ほど寛永寺の書院にいらしたそうです。「将軍江戸を去る」の時ですね。葵の間、あるいは蟄居の間として保存されているそうです非公開でしたが。ここの桜もきれいでした。人もそんなに多くなく、静かに時が流れていました。寛永寺墓地には、徳川将軍15人のうち6人(家綱、綱吉、吉宗、家治、家斉、家定)が眠っているそうです。
寛永寺からちょっと歩くと、もう子供図書館でした。なるほど、ここにでるのですね。上野は桜で大混雑かなと思いここのカフェテリアで休憩。図書館で児童書をグルグル歩いて眺める。子供のころ読んだ布張りの赤い本のギリシャ神話を、もう一度読みたくて探しているので、ここでも探してみる。数冊あるギリシャ神話全集の形態っだたような記憶があるのですが。ここにあった『ギリシャ神話』を子供用の椅子に座って読んできました。これかなぁ?
その後、国立博物館へ。売店が新しくなったというニュースを読んだので楽しみに行ってみる。大層こ洒落たスペースになっていました。外国のよう。沢山関連書籍があるのが魅力的だったのですが、高い壁を生かし、高さのある収納になっていました。とてもお洒落だけれども、平積みのスペースがほとんどなくなり、手にとりにくくなったなぁ。いいのだけど残念と思いつつ、長いスロープをおりていくと、スロープの手すり面をつかって、沢山の仏像関連の本が見やすく手にとりやすく並べてありました。なるほど。考えましたねぇ。東博すばらしい。 展示を少しながめ、春の特別公開している庭をのんびり眺めてきました。ここの桜はだいぶ散ってしまっていますが、種類がさまざまで茶室もあり優雅。東博すばらしい。
上野の駅に近寄ると、もうぐちゃぐちゃの人人人。退散してきました。ラファエロ展がみたかったのですが、国立西洋美術館の建物からあふれるほど人がいたのであきらめました。
桜の季節は、鶯谷からのコースがいいかもしれません。

歌舞伎座新開場 あと01日

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