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2014年2月20日 (木)

『鳩笛草 - 燔祭/朽ちてゆくまで』

宮部みゆき『鳩笛草 - 燔祭/朽ちてゆくまで』 (光文社文庫)を読む。短編集。超常能力者が出てくる話は難しいと思う。特別な能力をもってしまいそれを隠している人はいると思う。なるべく目立たないように生きていくしかないのは、自分と違うものを受け入れられない風潮だからだ。
力を持ってしまったら、それとどう暮らしていくか。力を持ち生まれてしまったものと、家族を惨殺され 証拠不十分としていかにも怪しいが犯人に断定されず歯がゆい思いをしている人があってしまったらどうなるのか。特別な力をふるうことが正義になるのか。法律で認められないこを、正しくないと言えるのか。
能力を、もってしまったもの。失いかけていくものを巡る構成にしたところがすごい。誰のために生きるのか。誰と共に生きるのか。明らかな答えの出にくいけれど、どう折り合って生きていくかというのは自分以外の誰かの存在が大きい

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