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2014年3月27日 (木)

お祭りさわぎ

201404_4 夢の国歌舞伎座へ。俳優祭は「はいゆうさい」とおっしゃる方と「はいゆうまつり」とおっしゃる方がいらっしゃいました。とにかく「おまつり」でした。 まずは舞踊二題。 最初に六歌仙容彩を花形さんたちで。「遍照」は松緑さんの遍照に芝雀さんの小町。「文屋」は勘九郎ちゃん。「業平」は菊ちゃんの業平に七くんの小町。「喜撰」は染五郎さんの喜撰に時蔵さんのお梶。最後の「黒主」は海老蔵ちゃんの黒主に玉さまの小町と豪華。六歌仙は難しい。なかなかみていてワクワクしない。やはり難しかった。文屋の勘九郎さんがダントツに軽妙でみせたと思う。ほれぼれ。 黒主の絵のような華やかさにうっとり。黒主は短く感じました。これだけ豪華な顔ぶれだと、みている方も気がぬけません。 気が抜けないといえば、次の 素踊 楠公。振りつけの藤間勘十郎さんはすごい!総勢三十名にのぼる歌舞伎俳優による踊りに、それぞれに見せ場を作っていて舞台のあちらもこちらも気になりました。再生して何度もみたいほど。素踊りでしたので、所作の美しさや気品にうっとり。にすることがなく、おもしろかった。気品があります。最初は、楠木正成・正行親子の対話をじっくりと。橋之助さんの楠公。錦之助さんが品よく、そしてとても頼りになるようにみえました。又五郎さんが大きくみえしました。 後半は全員黒紋付で。宝塚の黒燕尾のようでとってもとっても格好よかった。もっとみたかった。若手の力量の差が激しい。感心したり心配したり。贔屓の心は大忙しです。 開場中が「いざ模擬店へ」と腰を浮きかけたところ幹部の御挨拶。藤十郎さん・菊五郎さん、吉右衛門さんが御挨拶。進行しつつ梅玉さんも。みなさま立派な肩書がありました。幕がしまり三津五郎さんの登場。元気な御姿にみな大喜び。やたらとロビーや売店の狭さと混雑の心配をされていました。昼の部で騒動でもあったのかしら。模擬店中に舞台で落語や歌謡ショーの披露まであったそうです。いざ!3階席を飛び出し、翫雀さんのバーへ。ブルースブラザースのTシャツをお召しのかっこいい翫雀さんかスパークリンングワインを。握手をしていただくと手が冷たいですよと。やさしい。石田純一のようにやさしい。横にはプリンセスのようにかわいい壱太郎くん。 いつもの写真売り場のスペースで中車さんがTシャツを販売。遠目にみると知的でさわやか。やだ格好いい。頭よさそうねーと同行のおさるに言うと、東京大学卒業ですよといばられました。本物すてきです。足をふみいれるのがはじめての食堂では、亀蔵さん・扇雀さんから始まり、京屋さん明石屋さんち、とびっしり俳優さん。向こう側は、勘九郎ちゃん、七くん、菊ちゃんの店が並び、大騒動。すごい熱気です。混雑のすきまからみてキャーキャー言う。御本人方がこんなに近くに(大きな人の壁があるけど)大集合しているとは。俳優祭ってすてきな催しものです。夢の食堂から押し出され、家六さん米吉くん。彌十郎さん新悟くん、男女蔵さん男寅くん、松江さん玉太郎くん、橋之助 という親子売店が並びます。みなさま以外と小柄。(彌十郎さん新悟くん親子を除く。)舞台ではあんなに大きいのに。買おうかずっと迷っていた印伝のお財布。売り子の橋之助さんから購入。先日ドラマで日銀総裁役でしたので、よりありがたい財布になった気がします。2階に下り、仁左衛門さんの元気な御姿をみて喜ぶ。千之助くんと孝太郎さんと3人でドリンクを発売。最後尾がみえないほどの列。1階で田之助さんのニコニコした様子をみてニコニコしました。心ここにあらずの笑顔の海老蔵さんが十蔵さんとTシャツ販売。そういえば食堂の菊之助さんも魂がぬけたような笑顔でした。人が集中して大変なのでしょう。せめて若者どおし一緒の店にしたら、もうちょっと元気に楽しくできるのではと配置まで考えながら楽しむ。人事権が欲しい。再び2階へ。完売の札が並ぶ絵や入札の隅どりを眺める。すでに金銭感覚がおかしくなっています。2階でTシャツを売る若者達がはしゃぎまくっ201404_5 て楽しそうでした。右近ちゃんやみっくんや歌昇くんに児太郎くん。あのあたりの若者がはしゃいでいてかわいかった。完売したと手締めをしたり。3階にもどり、食堂へ。残りの金券で芝雀さんから焼きおにぎりを。京屋さんのようなかわいこちゃんになれるかも。勘九郎さんから海苔巻を購入。一人ひとりに丁寧に対応。なんてすてきなのでしょう!おさるが菊ちゃんからワッフルを購入。汗をかくほどの盛り上がりでした。中車さんのコーナーにもどると売りきった若者軍団がおしよせていました。みんなと仲良く盛り上がっている姿をみながら、よかったねぇと焼きおにぎりを食べる我々でありました。 お楽しみ抽選会というのがありました。熊本への旅行券とディズニーシーだかランドだかの招待券。歌舞伎座の桟敷招待券とかだせないもんでしょうか、松竹さん。 最後に「鈴ヶ森錦繍雲駕」。豪華な雲助さま方に大興奮。でも汚すぎて、セリフをきくまでは誰だかわからない方がいっぱい。飛脚の左團児さんの居で立ちには参りました。さすが変態さん。駕籠にのった白井権八の金太郎くん登場。ちっちゃいのにおっとりしていて動じません。駕籠かきは染五郎さんに松緑さん。ちびっこ権八にどんどんかかっていく雲助さん達を楽しみました。そこへまた駕籠が。幡随長兵衛は大河くん。「お若いの、お待ちなせえやし」って。大河くんのかっこいいこと。誰よりもちびっこなのに、立派で人間としての貫録がありました。親分でした。セリフがきりっとしています。法被を畳んでもらったりしていても、おちついて待っていて、こういうものは人に畳んでもらうものかなと思わせる風情。みんなのうなり声がきこえるようでした。粋でかっこよかった。すっかり人気をさらっていきました。いい演目でした。 おさるとハマで一杯(一杯じゃないけど)のんで、反芻して楽しんで帰りました。あー幸せでした。楽しい祭をありがとうござました。

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