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2014年5月30日 (金)

ジャック・カロ

平野啓一郎の世界の後、展示室を入口までさかのぼる。「ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場」を鑑賞。むしめがねで見ている人がいるなぁと思ったら、入り口においてありました。わたしもむしめがねを片手に散策開始。奇想の劇場ってと思いましたが、なるほど劇場です。独特の世界。あきれるほど細かい。細かいものを、むしめがねで拡大してみると夫人のスカートのレース感とか、もういろんなものがきちんと創られている。指で拡大する昨日の画面も。村の方隅でイスをふりかざしている人や、おさえつけられて歯を抜かれている人。ガヤガヤとした喧騒を感じます。モノクロの世界なのに。戦争を取材したものは、拡大しみるのには気が重くなるほどせまってくるものがありました。ものすごい人です。便利な世の中には、絶対にこんな技量を持つ人はうまれない。豊かな創造性も。便利って何かをなくしている。最上のコツコツに驚く。

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