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2014年6月17日 (火)

プチ初夏休み

プチ初夏休み。おさるとおでかけ。お休みなのに朝からしっかり遊ぶ。9時30分から日比谷で「グランド・ブダペスト・ホテル」をみる。邦非映非連の活動。邦画じゃないけど。
勝手にイメージしていた内容と異なり、びっくりする。有能なコンシェルジュと、上流階級の宿泊者達。紳士は仕事の駆け引きをし、婦人は恋の駆け引きをし、コンシェルジの完璧な対応と渦巻く腹黒い陰謀的な想像でした。全然違う。伝説のコンシェルジュ、究極のおもてなしぐらいのキーワードしか知らないでみたのですがね。
空想の土地に立つ空想のホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」。品のいい豪華なホテルに完璧な調度品。謎のオーナーにまかされ一流のスタッフを取り仕切るのは、“伝説のコンシェルジュ”と呼ばれるグスタヴ・H。
自分の利益にもうるさいが、人一倍ホテルをホテルマンを愛し、ホテルにコンシェルジュという職業に誇りを持つ男。時は大戦前夜のヨーロッパ大陸。戦争が日常を襲っても、上顧客のマダムDの突然死で 貴族の新関に襲われても、コンシェルジュとして真っ向から対決する。ずるさと誇りの加減がいい。芯になる、部下を守りぬく心にドンとやられてしまう。とにかく美しい。極悪にも極悪の美がある。冷酷な貴族が、財産のためになんでもする怖さ。そこにも美学がある。でてくるものが全て時代ががっていて、美しかった。ありえないことがたっぷり織り込んである。ファンタジーではないけれどファンタジーなのかもしれない。残酷さもあり美しかった。面白い!っていうものではないけど、すごく気にいった。ハリウッド超大作とは、計る基準が違う贅沢な映画。

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