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2014年7月 1日 (火)

超高速参勤交代

映画の日に映画。邦非映非連の活動で映画をみてきました。演舞場でスーパー歌舞伎をみたおりにこの映画のチラシがあり、これは面白そうと楽しみにしていました。
田舎の小藩主。やっと江戸務めがあけ、しぶしぶ大金を使い愛する地元へ戻ってきたというところ、またもや江戸に参勤せよとの命が下る。しかも5日で。参勤交代は、徳川幕府に楯つくための財力を奪う目的があることを教わったけれど、一日十里しか進んではならないとか、盛大な行列をしたてなければならないとか、要所要所で役人のチェックが入るとか、なるほどこれは膨大な費用がかかるなとわかりやすかった。
映画はまず国元に戻る。小藩であるが、正しい指導者のもとまっこうに生きている藩だと描く。農民は畑仕事に精を出すことができるよう守られており、武士は日ごろの鍛練をおこたらない。近隣の藩が困窮すれば救いの手を差し伸べる。あまり大きくなると叶わない夢の小藩である。そこをしっかり描いてから、むちゃくちゃな設定にむちゃくちゃにこたえていく。5日で交代するなら、最低限のチェックポイントのところだけしっかり大名行列し、後は山道を走り抜けるという策。最強の家臣たち 六角さんとか柄本時生くんとか、殿の蔵之助くんとか、引導する忍びの伊原くんとかも そんなに機敏でも強くもみえにくい。でも乗り越えちゃう。ありえなさすぎて、逆に違和感がなく面白かった。いい相乗効果。笑わせようとしすぎていなくて程よい感じ。えーっとついつい笑い、ついつい応援してしまう。マドンナ的j女子は、深きょん。はすっぱでもかわいい。かわいい底力があり、むさくるしい中、1人だけ女子がはいっても融合していました。亀ちゃん(現猿之助)はさすが。所作がいちいち決まる。普段着のようでした。片方あげた膝頭を下ろしただけで雰囲気を変える。その忠言 あい分かったぞということが分かる。さすが。 敵対する徳川の家老が、忍びをつかうのだが、なんだか精彩を欠き腕がなさそうだった。 田舎であっても日ごろから鍛練を怠らない武士連中は、都会の忍びより強いという設定は気分がいい。竹光の刀でも戦えちゃうし。知恵を絞り、急ぐならとにかく走る。シンプルで爽快な映画でした。

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