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2014年8月19日 (火)

八月納涼歌舞伎 第三部

プチ夏休み。両親と一緒に歌舞伎へ。奮発して1階の1列目から鑑賞。いやぁ近い。極楽。
最初に「勢獅子」。幕があがると中心に芸者 七之助 を中心にずらっと並んでいて華やか。七くんは中心でキリっと美しい。芯でいることに全く違和感がなく、立派でした。
頭と呼ぶ声に、鳶頭の三津五郎さんと橋之助さん。三津五郎さんが元気になって本当によかった。曽我物語を踊りました。うまい。なんとも言えない安定感だなぁとうなりながら鑑賞。獅子舞は、勘九郎ちゃんと巳之助くん。そろそろいくかと鳶頭同志が顔をみあわせて用意にいくところとか、ついつい厳しい親の顔になって子供が踊る姿をみる顔つきなど、いろんなところを堪能。鳶の者のすっきりとした国生くんとなんともいえない愛嬌のある虎之介くんの踊り。一生懸命がさわやかで、目をひきました。獅子舞は、勘九郎ちゃんと巳之助くんどっちが後ろを受け持っているか想像しながらみる。若手がどんどんうまくなってきたなぁ。華やかでした。
次に「怪談乳房榎」。訪米歌舞伎凱旋記念 三世實川延若より直伝されたる 十八世中村勘三郎から習い覚えし 怪談乳房榎 中村勘九郎三役早替りにて相勤め申し候。この大袈裟な題目をみたら奮発せざるをえません。あーニューヨークにみにいきたかったなぁ。
小山三さんの登場に喜び、七くんがキレイだなぁと感心し、勘九郎ちゃんの中に勘三郎さんをみてジーンとする。私の想像以上に獅童さんががんばっていました。ニューヨーク公演の凱旋記念ということで、英語を交え ニューヨークでの工夫もみえたところも面白かった。
早替りが見せ場ではありますが、かわる技術だけではない。 それぞれの役の演じ分けや、かわるにいたる雰囲気がいい。 3人くらいの早替りが、一番それぞれの人物をもしっかり楽しめるのかもしれないと感じた。 卑怯で非道なのだけどうわばみ三次が一番かっこいい。とにかく決まる。ニヤっと笑って引っ込んだり。悪いヤツなのだけどかっこいいんだなぁ。正助どんの愚直なまでの一途な忠臣もよく似合っている。こういう技術が難しい。バカなわけじゃない。愛されないといけないから。俊敏に動き、絶妙の間でみせる。楽しかった。 沢山替わることで魅せる面白さも目新しかったかもしれない。そういうものを作る挑戦もかう。とにかく早替りし続けることを否定するわけではないが、ひとつひとつの役がしっかりしていて、多少の余裕がないと 早替りショーになってしまう。それはちょっと違うんだなぁ。難しいところです。
最後に勘九郎ちゃんが、三遊亭円朝になり登場。汗びっしょり。 しずかに丁寧に芝居を締める。よく練られた舞台だと再確認しました。

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