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2014年9月11日 (木)

文楽 双蝶々曲輪日記

国立劇場へ。9月文楽公演 双蝶々曲輪日記を鑑賞。
歌舞伎で 角力場と引窓はみたことがありますが、文楽でははじめて。最初が堀江相撲場の段(角力場)で最後が八幡里引窓の段(引窓)。その間に大宝寺町米屋の段と難波裏喧嘩の段がはさまっています。そういえば、角力場で濡髪関と放駒関が、互いに贔屓筋の息子が遊女を請け出せるようにと譲れない争いをしていましたが、その贔屓筋のご子息と遊女は名前だけで知らなかったなぁ。勝ちを譲ってまで義理を通そうとするその与五郎って誰なのだろうと思っていましたが、それがよくわかりました。でも与五郎がそれほどの人なのかととも思った。それが、主であればどんな人柄の人であれ、敬わなくてはならない時代ということなのであろうか。ひとつの駕籠に、2人ぎゅうぎゅうに乗って、なぜ妻のところへ行くのであろうか。心中がわからない。まだまだ理解できていないせいだと思うけど。勘十郎さんが駕籠かき太助で出ていました。何故駕籠かき?と思いましたら、実は遊女吾妻の父だったのですね。なるほど。父のかつぐ駕籠に2人も乗っちゃったのかとまた与五郎のことを情けなく思ってしまった。なぜなぜと熱い思いでみていたので、大層くたびれました。八幡里引窓の段にうつってからは、話が引窓で把握できているし、見どころもよくわかっているので落ち着いて堪能しました。蓑助さんのつかう おはやは、かわいらしかった。若い娘さんでした。幸せそうにかいがいしく働いたり、その大事な大事な夫に、何も言わず義母のために必死に無理時いをしたり。すごいなぁ。紋壽さんの長五郎母は哀しかった。よく似合っていました。長五郎は玉也さん。でっかくて立派な長五郎でした。すごいなぁ、文楽。

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